公開日:
2023.08.31
最終更新日:
2023.09.05
飲食店への開店祝いでお花を贈るときのマナー・ポイントについて

日ごろからお世話になっている方より、飲食店の開店・開業のお知らせを受け取ったら、ぜひお花を贈ってお祝いしましょう。
お祝いすると同時に、ビジネスにおいてもお世話になっている場合は感謝の気持ちも伝えられます。
飲食店の開店・開業時は、相手も大変お忙しくされているため、お花をお贈りする際はいくつか配慮したほうが良いことがあります。
お花を贈る際のマナーやお花の選び方、贈るお花の種類に迷ったときにおすすめしたいお花の種類について解説します。
初めてお花を贈る方は必見です。
飲食店の開店祝いにお花を贈るときのマナー
飲食店を開店・開業する方へお花を贈るときに、おさえておきたいマナーがあります。
というのもお店の開店時や前後の日はとてもお忙しくされているため、迷惑にならないよう配慮する必要があるためです。
お互い気持ちよくお祝いするために、開店・開業時の飲食店へお花を贈るときのマナーについて解説します。
お花を贈るタイミング
飲食店の開店・開業祝としてお花を贈るときは、開店日当日の1~2日前に届くように手配しましょう。
このタイミングであれば、お店の内装も落ち着いて開店に向けて最終調整を行っている頃です。
またあらかじめ贈ることで、開店日当日に店先へ飾ってもらうこともできるため、より華やかな開店日をむかえられるでしょう。
開店日当日でも問題ありませんが、お客様の対応などで忙しくされていることがほとんど。
あらかじめ、お花が届く予定の時間をお伝えすると親切でしょう。
もしどうしても1~2日前や当日に間に合わなかった場合は、開店日当日から1週間以内ならば問題ありません。
できるだけ早めに贈るよう心がけると良いでしょう。
購入するお花の費用相場
飲食店の開店・開業祝に企業としてお花を贈る場合、およその費用相場が1~3万円とお考えいただければと思います。
贈る相手との関わりの長さや、日ごろからお世話になっている度合いにもよりますが、重要なお取引先に贈る場合は3~5万円ほどのお花を選びましょう。
あまりにも高価なお花をお贈りすると、相手が恐縮してしまい、気を遣わせてしまう可能性もあります。
ただし贈るお花はあくまで気持ちですから、相手のお店の内装や雰囲気に合うよう、見た目を重視して選んでも良いでしょう。
注文の仕方
お花はお花屋さんで購入することが一般的ですが、昨今ではインターネットでも注文できるようになりました。
直接店舗でお花を選んでもよいですし、インターネットから注文して配送まで設定できます。
「インターネットで見たお花の色合いと実際のお花の色合いが大きく異なっていた!」
ということもあるため、もし可能ならばお花屋さんで、直接自身の目で見てかくにんすることをおすすめします。
そして購入する際は、贈り先がお花屋さんの配送先可能地域に含まれているかを確認しましょう。
含まれていない場合は自宅へ送ってもらい、後日、自身でお花を持って行くこともできます。
お花に添える札の書き方
お花をお贈りする際は必ず、贈り元とお祝いの言葉を記載した立札を添えて贈ることがマナーです。
立札には、以下の項目を記載します。
・お祝い文言
・お花の贈り元の氏名または企業名
(・贈り先の氏名または店名)
贈り先の氏名やお店の名前は、記載しなくても問題ございません。
文字は他の人から見て目立つようバランスよくはっきりと記載する必要がありますが、もし自身で書くことが不安ならば、お花を購入する先のプロのスタッフにお願いしましょう。
そのほか立て札を添える理由や注意点について、下記の記事でもご紹介しておりますので、あわせてご覧ください。
「開店・開業祝いのお花につける立て札(名札)の書き方と注意点」
お花のラッピングの選び方
飲食店の開店・開業祝いに贈るお花は、ぜひ鮮やかな色の包みでラッピングしてもらいましょう。
贈り先の雰囲気や内装にあった色をお贈りすることで、より喜んでもらえます。
まよったときはピンク色や水色など、淡く落ち着いた色を選ぶのがおすすめです。
または、お花を購入するお店のスタッフにお任せしても良いでしょう。
注意点としては「赤色」一色でラッピングすることは避けたほうが良いです。
というのも赤色には火事や赤字などの縁起が悪い意味合いを含むことがあるため、贈り先の人によってはあまり良い印象を受けない可能性があります。
飲食店の開店祝いに贈るお花の選び方
飲食店の開店・開業祝に贈るお花としてふさわしいお花の選び方について解説します。
お花を選ぶときも、贈り先の状況や雰囲気を考慮して選ぶと喜ばれますよ。
手間がかからないものを選ぶ
贈るお花は、できるだけ手間がかからないものが望ましいです。
というのも開店当日以降は、贈り先の方は大変忙しくされているため、お手入れが手間だったり育て方が複雑だったりするお花は、かえって迷惑をかけてしまう可能性があるためです。
水入れの頻度が少なく、かつ肥料をあげたりお花の場所を移し替えたりする必要のないものが望ましいでしょう。
置き場所に困らないものを選ぶ
お花は置き場所も重要です。
贈り先の飲食店がこぢんまりとした広さにもかかわらず、大きいお花を贈ると置き場所に困ってしまいます。
また店先にお花を飾ることができない場合、金属のかごにお花をたっぷり詰めて飾るタイプの「スタンド花」などを贈ると、置き場所がなく相手を困らせてしまうことにもなります。
大きなお花を贈る際は、可能ならば相手へ置き場所の有無について確認しておくと良いでしょう。
花言葉にちなんで選ぶ
お花には、それぞれ花言葉があります。
良い意味の言葉もあれば悪い意味の言葉もあるため、あらかじめ調べておき、贈り先へ贈りたい言葉と主に贈ると大変喜ばれます。
幸福・希望・成長など、飲食店の開店・開業にふさわしい言葉がおすすめです。
なお鉢植えには、それだけでも「根付く」という意味合いを含んでいるため、地域に根付く・家族が根付くなど、縁起がよいとされています。
飲食店の開店祝いにおすすめのお花
贈るお花の種類に迷った際は「スタンド花」や「胡蝶蘭」がおすすめです。
贈り物として定番ですが、手間がかからないうえ華やかで、贈り先の人やお店の前を通る人の目を楽しませる効果があります。
スタンド花
スタンド花は、金属の小さなかごの中に様々な種類のお花をふんだんに詰めてアレンジした、とても華やかなお花の飾りです。
お店の開店祝いや、コンサート会場で頻繁に見かけるでしょう。
ボリュームたっぷりにもかかわらず、価格は1~2万円ほどと大変リーズナブルです。
また生花だけでなくバルーンを交えて飾るスタンド花も大変人気です。
贈り先の人が好きなキャラクターや色、イニシャルや店名が記載されたバルーンを入れて贈ると、とても喜んでくれるうえ人目にも付きやすいでしょう。
胡蝶蘭
胡蝶蘭は、おめでたいときの贈り物として昔から親しまれてきました。
季節を選ばず一年中を通して、ビジネスシーンでも頻繁に贈られるため、迷ったときの贈り物に最適です。
胡蝶蘭は、咲き乱れる一輪ずつが大変可愛らしく、全体的に気品に満ちています。
最もよく見かけるのは白色ですが、ほかにもピンク色やオレンジ色、水色の胡蝶蘭も販売されています。
珍しい色の胡蝶蘭を贈って相手を驚かせるのも良いでしょう。
そして胡蝶蘭には「幸せがとんでくる」という花言葉があるため、お店の繁盛と相手の幸せを願って贈ると大変喜ばれます。
まとめ
飲食店の開店・開業祝いに贈りたいお花について解説しました。
開店・開業当日は、大変お忙しくされているため、相手の状況を考慮しつつお花を贈ることが大切です。
またお店の開店・開業は非常におめでたいことであり、これまで多くの苦労や問題を乗り越えてきた証でもあるため、感謝とお祝いの気持ちを込めてお花を贈りましょう。
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贈り先によっては最短1時間ほどで配送が可能ですので、ぜひお気軽にお問い合わせください。