公開日:
2023.09.07
最終更新日:
2023.09.07
個展祝いに贈る花の選び方と相場について

取引先の方や、日ごろからお世話になっている方が個展を開く際は、祝い花を贈ってお祝いと感謝の気持ちを伝えましょう。
個展は、相手が主役であり、夢の一つを叶えたということでもあります。
喜んでもらえるように祝い花を贈る際のポイントや注意点を押さえて、気持ちよくお花を受け取ってもらいましょう。
個展を開く相手へ祝い花を贈る際に、気を付けたいポイントやおすすめのお花についてご紹介します。
これからお祝いを贈ることを検討されていらっしゃる方は、ぜひ参考にしてください。
【会場別】個展へ贈る祝い花で気を付けたいポイント
個展には、大小さまざまな規模があり、祝い花を贈る場合はそれぞれ気を付けたいポイントがあります。
なぜなら、場所によってはお花を飾ったり受け取ったりできない場合があるためです。
個展の規模に関わらず、すべての場面において気を付けたいポイントと、個展の規模別に気を付けたいポイントをそれぞれご紹介します。
相手に失礼がないように、かつ気持ちよく受け取ってもらえるよう手配しましょう。
場所に関わらず共通して気を付けたいポイント
個展の規模に関わらず、祝い花を贈る際に共通して気を付けたいポイントについて解説します。
◆贈るタイミング
祝い花を贈るタイミングですが、個展が開かれる初日に届くよう手配されることが望ましいでしょう。
前日より前の日には、ご本人が会場にいらっしゃらなかったり準備で忙しくされていたりする可能性があります。
個展の開催期間の後半に差し掛かったころや、個展開催の最終日では遅すぎるため、できるだけ早めの準備を心がけておくと安心です。
◆祝い花の費用相場
およそ5,000円~1万円ほどの費用相場が適切とされています。
日ごろからお世話になっているお取引先や、少し奮発して良いものを贈りたいとお考えの場合は、2万円ほどの祝い花をお贈りするとよいでしょう。
◆祝い花にふさわしい花とは?
個展は、相手の想像やイメージで創り出された作品が展示されています。
そのため、できるだけ個展の雰囲気やイメージにあったお花をお贈りしましょう。
例えば、もの静かな雰囲気の会場で「生け花」の個展が開催される際に、バルーンや派手な配色のお花で彩られたフラワーアレンジメントをお送りすると、相手も飾る場所に困ります。
個展のチラシやポスターなどで、雰囲気を掴んでおくことをおすすめします。
◆贈り先への確認の連絡
相手に内緒でお花を贈ることで、びっくりさせたいとお考えの方もいらっしゃるでしょう。
しかしできれば相手へ、お花を贈ってもよいか?事前に確認しましょう。
なぜなら会場によってはお花を飾る場所がない場合があるためです。
またお花を贈る日時なども伝えることで、確実に受け取ってもらえるため安心です。
小さなギャラリーなどで開催される場合
個展を開く会場の中には、8畳ほどの広さや、5人が入った際にいっぱいになってしまうようなこぢんまりした場所もあります。
そのため、スタンド花や大きな胡蝶蘭など、サイズが大きめの祝い花を贈らないようにしましょう。
受付の後ろや机の上にちょこんと飾り、個展を引き立たせるような小さな祝い花がおすすめです。
また小さいスペースであればあるほど、祝い花の色合いや雰囲気が作品に影響を与える可能性があります。
会場の雰囲気にあった花をより慎重に選ぶことが大切です。
広めの会場で開催される場合
デパートやビルのワンフロアを貸し切って行われるような、広めの会場で開催される場合は、個展の作品より前に出ず、かつ盛り上げてくれる大きいサイズの祝い花がおすすめです。
広い会場ならば入り口にお花を飾るスペースがある場合がほとんどのため、スタンド花や豪華な胡蝶蘭など、ある程度サイズが大きめでも問題ないでしょう。
※事前に贈り先へ、お花を贈ることの可否について必ず確認しましょう。
複数人による共同展示会の場合
複数人の出品者による共同の展覧会が開催される場合があり、その際にも祝い花を贈ると喜ばれます。
作品の出品者が複数人いらっしゃるため、祝い花を贈る際は、宛名と差出人の名前が記載された立札やメッセージカードを必ず添えるようにしましょう。
立札やメッセージカードには、宛名と差出人の名前のみでも問題ありません。
スペースに余裕があれば、展覧会が無事に開催されたことに対するお祝いのメッセージを添えましょう。
個展への祝い花としておすすめなお花
個展へ祝い花を贈る際の注意点について理解を深めたところで、具体的にどのような祝い花がふさわしいか?おすすめをご紹介します。
祝い花は、基本的には個展会場の雰囲気や作品にあったお花、および会場で飾れるお花であればどのようなものでも問題ありません。
また、一目見て気に入ったお花があればぜひプレゼントしてあげても喜ばれるでしょう。
しかしどうしても迷って決められない場合や、失敗しないお花選びをしたいとお考えの方は、ぜひ参考にしてください。
フラワーアレンジメント
フラワーアレンジメントは、水を含んだスポンジを器に入れて、さまざまなお花を生けてアレンジしたお花のプレゼント全般を指します。
生けてあるため、お花の生命力が感じられ、色がより鮮やかかつ華やかで、見る者の気持ちを穏やかにさせてくれます。
長く楽しめるよう昨今では造花やプリザーブドフラワーのフラワーアレンジメントも大変人気です。
生花の場合は、そのまま飾ってもよいですし、花瓶に移して飾ってもらうこともできます。
一方で造花やプリザーブドフラワーならお手入れが不要なため、贈り先の方へ手間がかからずおすすめです。
フラワーアレンジメントで使用するお花に迷ったら、お花のプロであるお花屋さんのスタッフに相談してもよいですし、花言葉にちなんで選んでも喜ばれるでしょう。
花束
花束は、お花のプレゼントの定番といえます。
小さなものから大きなものまであり、小さなものなら机の端に飾って楽しむこともできます。
受付の机の上に飾り、個展会場に彩りを与えてくれるため、会場にあった大きさの花束をプレゼントしましょう。
胡蝶蘭
胡蝶蘭は、おめでたいことがあった際の贈り物として昔から多くの人に親しまれてきました。
華やかかつ豪華な見た目をしていますが、一輪一輪はとてもかわいらしく気品にあふれています。
ビジネスシーンでも頻繁に贈られることが多く、どのような雰囲気の会場でも合わせやすく、かつ乱すことがないでしょう。
そのため、迷った場合は白色の胡蝶蘭がおすすめです。
昨今では淡いピンク色や優しいオレンジ色の花まで販売されているため、相手や会場のイメージカラーで選んでも喜ばれます。
また背丈が3cm~6cmの「ミディ胡蝶蘭」という小さな胡蝶蘭があります。
手乗りサイズの可愛らしい胡蝶蘭なので、小さな会場で開かれる個展への祝い花として贈ってはいかがでしょうか?
スタンド花
贈り先の個展が大きな会場で開催される場合は、スタンド花を贈って相手を驚かせましょう。
スタンド花は、金属製のスタンドに小さなかごが付いており、たくさんの色とりどりのお花を中へつめて飾ったスタンドです。
新しく開店するお店の前などで、見たことがある方もいらっしゃるでしょう。
とても目を惹きやすく、個展の開催をお祝いする気持ちをたくさん伝えられますが、会場の雰囲気や作品のイメージを壊さないスタンド花を選ぶことが大切です。
心配な方は、お花屋さんのスタッフに相談して決めましょう。
まとめ
めでたく個展を開催する方へ、祝い花を贈る際に気を付けたいポイントや、おすすめのお花についてご紹介しました。
個展を開くということは、相手にとって一大イベントであり非常に大きな意味を持っています。
そのため、ぜひお花を贈ってお祝いの気持ちを伝えましょう。
お花を贈る際は、個展の会場や作品の雰囲気にあったお花を選ぶことが大切です。
事前に個展のチラシやポスターなどで雰囲気を掴んでおきましょう。
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