公開日:
2025.05.22
最終更新日:
2025.05.19
室内にインテリアとして花を飾ろう!季節ごとの飾り方と花選びのポイント

室内に花を飾ることで、日々の暮らしに彩りといやしが得られます。周囲の空気も浄化され、お花がもつほのかな香りはリラックス効果があるとされています。
本記事では、季節ごとにおすすめの花や飾り方、インテリアとの調和を意識した花選びのポイントを紹介します。春夏秋冬それぞれの魅力を引き立てるアレンジや飾る場所の工夫など、初心者でも楽しめるアイデアを集めました。
花のある暮らしで、毎日をより心地よく過ごしたい方はぜひ参考にしてください。
おしゃれな室内インテリアとしておすすめのお花の飾り方
室内に飾れるお花の種類は非常に多く、お花の魅力を引き立てる飾り方もバラエティーに富んでいます。おしゃれなデザインの花びんに生けてみたり、鉢植えで育てたお花を飾ってみたり、あるいはフラワーアレンジメントであればひとつ置くだけで雰囲気が変わります。おしゃれなお花の飾り方と、それぞれの飾るポイントについて解説します。
花びん
花びんに1本から数本のお花を生けることで、周囲が華やかになります。
最も大切なことは、花と花びんのバランスです。花の長さやボリュームに合った花びんを選ぶことで、自然で美しい見た目になります。たとえば、茎が長くてすっきりした花には高さのある花びんを、丸みのある花束には口が広めの花びんを選ぶとよいでしょう。
また花びんに生けるお花は、お部屋のインテリアの色に合わせたり、季節ごとのカラーを取り入れたりすることで、空間に統一感を持たせられます。春は淡いパステルカラー・夏は爽やかなブルーや白・秋は深みのある赤やオレンジ・冬は落ち着いた色合いの花を選ぶと雰囲気にマッチします。
花びんを置く場所は、テーブルや窓辺など、目に入りやすい場所に飾ると印象がよくなります。さらに花だけでなく、枝ものやグリーンを加えることで立体感が生まれ、より洗練された雰囲気になるでしょう。
鉢植え
室内で鉢植えのお花をおしゃれに飾るなら、鉢のデザインや素材選びが大切です。
花の色や形に合う鉢を選ぶことで、全体の雰囲気が統一され、インテリアとしての完成度が上がります。シンプルな白やベージュの鉢はさまざまな花に合わせやすく、ナチュラルな雰囲気にできます。陶器やブリキ、ラタンなど、素材の質感を楽しむのもおすすめです。
鉢植えを置く際は、直射日光が必要な花もあれば、半日陰を好む種類もあるため、植物に合った環境を考慮しましょう。インテリアとして映えるよう、棚の上や窓際、リビングの一角など、空間に余白を持たせた場所に配置するとおしゃれに見えます。
また複数の鉢をグループで飾る場合は、高さや鉢の大きさに変化をつけるとリズムが生まれ、自然な印象になります。花だけでなくグリーンと組み合わせることで、よりおしゃれな空間になるでしょう。
フラワーアレンジメント
室内にフラワーアレンジメントをおしゃれに飾るには、アレンジメントのサイズと飾る場所のバランスを考慮しましょう。
小さな空間にはコンパクトなアレンジ、大きなテーブルや広い玄関にはボリュームのあるアレンジを選ぶと、空間に自然に馴染みます。さらに色合いとスタイルの統一感も重要です。お部屋のインテリアに合わせて、ナチュラル・シック・モダンといったテイストをそろえると、空間全体にまとまりが生まれます。
季節感を意識したカラーや花材を取り入れるのもおすすめです。
また飾る場所の光の入り方や背景にも配慮しましょう。自然光が入る明るい場所や、白い壁の前などは花の美しさをより引き立てます。逆に暗い場所に飾る場合は、明るい色の花を選ぶと華やかさが増します。
最後に、フラワーアレンジメントを置く台やマット、小物との組み合わせにも一工夫を加えましょう。木製のトレーやガラスの台座にのせることで高級感がアップし、空間全体がぐっとおしゃれになります。定期的に水を替えたり枯れた花を取り除いたりして、常にフレッシュな状態を保つことも大切です。
観葉植物
室内に観葉植物をおしゃれに飾るには、植物のサイズ・形・色味と空間とのバランスを意識することが大切です。
まず飾る場所に合った植物のサイズを選びましょう。広いリビングには存在感のある大きめの植物を、棚や窓辺には小さめの鉢を配置すると、空間に自然に溶け込みます。
次に鉢カバーやプランターのデザインに注目します。陶器やバスケット、木製など、素材や色味にこだわると、インテリアとしての完成度が高まります。部屋のテイストに合わせて選ぶと、植物もより映えます。
また、高さの違う植物を組み合わせて飾ることで、空間に立体感が生まれ、洗練された印象になります。複数飾る場合は、葉の形や色の異なる種類をミックスすると、リズム感のある見た目になるでしょう。
さらに植物に適した日当たりや風通し、水やりの頻度など、育成環境にも配慮することが大切です。枯れた葉はこまめに取り除いて元気な状態を保つことで、空間がより美しく整います。
【お部屋別】お花や植物を飾るときに気を付けたいポイント
お花や観葉植物を飾るときは、各お部屋の用途や雰囲気にも気を付けたいものです。たとえば、玄関はお客さまをお招きする場所でもあるため、シンプルなお花もよいですが、大きな観葉植物や華やかな鉢植えがおすすめです。このように、お花や観葉植物を飾るときのポイントをお部屋別に紹介します。
リビング・ダイニング
リビング・ダイニングでお花をおしゃれに飾るには、空間とのバランスを意識することが大切です。
テーブルや棚のサイズに合った花瓶を選び、目線を遮らない高さにすることで、圧迫感を防げます。色味はインテリアと調和するものを選ぶと統一感が出ておしゃれに見えます。また季節の花やグリーンを取り入れると、自然な華やかさが生まれるでしょう。
くわえてキャンドルや本などと一緒に飾ると、洗練された印象になります。
寝室
寝室でお花をおしゃれに飾るには、リラックスできる雰囲気づくりを意識するのがポイントです。
香りが強すぎない花を選び、淡い色や優しいトーンの花で空間を落ち着かせましょう。小ぶりな花びんに一輪挿しや小さなアレンジを取り入れると、枕元やサイドテーブルにもさりげなく飾れます。間接照明の近くに置くと、柔らかい光で花が美しく映え、心地よい空間を演出できます。
玄関
玄関でお花をおしゃれに飾るには、第一印象を意識した明るく華やかな演出がポイントです。
スペースに合ったサイズの花びんやアレンジを選び、通行の邪魔にならないよう配置しましょう。季節感のある花や観葉植物のグリーンを使うと、訪れる人にも好印象を与えます。鏡や絵画と組み合わせたり、トレーにのせてまとめたりすると、空間に統一感が出て洗練された印象になります。
ただし人目に触れやすいため、こまめに手入れをして、いつでも清潔感のある状態を保つことが大切です。
まとめ
室内の雰囲気を華やかにしたいとき、お花や観葉植物の存在が欠かせません。季節感や、インテリアとの色合い・バランス等を考慮することで統一感がうまれ、おしゃれな空間が出来上がります。
お花や観葉植物を飾る際は、お花の種類も重要ですが、お部屋の用途や雰囲気をふまえたうえで選ぶのも大切です。迷ったら、お花のプロフェッショナルでもあるお花屋さんのスタッフに相談するとよいでしょう。
大阪府のお花屋さん「biotop(ビオトープ)」では、お客様の要望にあわせて、飾るお花を提案いたします。ぜひお気軽にご来店ください。※以下より、ご来店予約していただくとスムーズです。