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公開日:

2025.06.11

最終更新日:

2025.06.11

贈答用の花とは?喜ばれる贈り方・選び方・マナーまで徹底解説

発表会が無事に開催されたとき、日ごろからお世話になっている上司が昇進されたときなど、おめでたい日にはお花を贈ってお祝いの気持ちを伝えましょう。

 

贈答用のお花を選ぶ際、マナーや相手への思いやりを忘れてしまうと、かえって悲しい気持ちにさせてしまう可能性があるため注意が必要です。

 

当記事では、贈答用としてふさわしいお花の選び方やフラワーギフトの種類、お花を贈る際の注意点やマナーについて解説します。

 

贈答用のお花の選び方

贈答用の花を選ぶ際は、贈る相手や目的に応じた配慮が大切です。

まず、季節感のある花は喜ばれることが多いでしょう。春ならチューリップや桜・夏はひまわりやユリ・秋はコスモス・冬はシクラメンなどが代表的です。また色合いも重要で、明るく華やかな色はお祝いにふさわしく、白や淡い色合いはお悔やみやフォーマルな場に適しています。

さらに花言葉も考慮するとより気持ちが伝わりやすく、例えば「感謝」のカーネーションや「幸福」の胡蝶蘭は定番です。ただし菊や百合などは、地域や宗教によってはお悔やみの印象が強いため、注意が必要です。

最後に、選ぶフラワーギフトの種類は、花束かアレンジメントかもシーンに応じて考慮しましょう。相手の好みや置き場所を想像しながら決めると、より喜ばれる贈り物になります。

 

贈答用にふさわしいお花

贈答用にふさわしいお花は、贈るシーンごとに異なります。たとえば入院中の方へ贈るためのお花として選ぶべき種類と、昇進祝い、またはお店の開店祝いなどに贈るためのお花の種類は大きく異なるでしょう。贈答用にふさわしいお花として、おすすめのお花の種類と贈るべきシーンなどについて解説します。

 

胡蝶蘭

胡蝶蘭は、その優雅で気品ある姿から、贈答用の花として長年人気があります。

まず花持ちがよく、美しさを長く楽しめる点が大きな魅力です。また「幸福が飛んでくる」という花言葉を持ち、縁起のよい意味合いを含むことから、お祝いの場に特にふさわしいとされています。さらに香りが控えめで落ち着いた印象を与えるため、オフィスや公共の場でも飾りやすく、相手を選ばず贈りやすいのも特徴です。

贈るシーンとしては、開店祝いや開業祝い・就任祝い・新築祝い・昇進祝いなど、人生の節目を祝う場面に最適です。

白やピンク、黄色など色のバリエーションも豊富で、用途や相手の好みに応じて選べます。格調高く品のある胡蝶蘭は、感謝や祝福の気持ちをていねいに伝えたいときに、最もふさわしいお花といえるでしょう。

 

スタンド花

スタンド花は、見た目の豪華さと華やかさから、贈答用の花として非常にインパクトがあり、多くの人の目に留まる贈り物です。

高さとボリュームもあるため、設置場所を華やかに彩り、お祝いや感謝の気持ちを視覚的に強く伝えられるでしょう。とくに、開店祝いや開業祝い・舞台公演・個展・コンサート・展示会など、多くの人が訪れる場面に適しています。デザインによっては企業間の取引先や芸能関係者など、フォーマルな贈り物としても好まれ、ビジネスシーンでの印象向上にもつながります。

またスタンド花には贈り主の名札を添えるのがマナーであるため、贈り手の存在を示しつつ、相手への敬意を表せるでしょう。花の種類や色合いは、場の雰囲気や相手の業種に応じて選ぶとより効果的です。

 

フラワーアレンジメント

フラワーアレンジメントは、カゴや花びんなど、あらゆる花器に生けた状態であれば、そのまま飾れます。そのため贈られた側の手間が少なく、贈答用として非常に喜ばれるでしょう。

サイズや形状のバリエーションが豊富で、贈る相手やシーンに合わせて柔軟に選べる点も魅力です。花束とは異なり、水替えの必要が少なく安定感があるため、病院やオフィス、家庭など幅広い場所に適しています。

また色合いや花材の組み合わせで、感謝・祝福・励まし・哀悼などさまざまな気持ちを繊細に表現できます。昨今ではユニークでおしゃれなデザインのフラワーアレンジメントが多く販売されており、誕生日・結婚祝い・出産祝い・快気祝い・母の日などにふさわしいでしょう。

個人的なお祝い事はもちろん、お見舞いやお悔やみの場でもふさわしいデザインもあります。

 

オーダーメイドフラワー

オーダーメイドフラワーは、贈る相手や目的に合わせて自由にデザインできるため、贈答用として非常に特別感のある贈り物です。

花の種類・色合い・ボリューム・スタイルなどを細かく指定できるため、相手の好みや雰囲気にぴったりのフラワーギフトが贈れます。既製品では表現しきれない個別の想いやメッセージを花やバルーンなどの小物で表現できる点が魅力です。

たとえば、企業のロゴカラーに合わせた開店祝い、好きな花だけを使った誕生日プレゼント、結婚記念日にふさわしいロマンチックな演出など、シーンに応じた贈り物が可能です。大切な人への節目の贈り物や、他と差をつけたいビジネスシーンにおけるギフトとしても合うでしょう。

オーダーメイドは費用が高い印象を受けますが、大阪府のお花屋さん「biotop(ビオトープ)」をはじめ、さまざまなお花屋さんでリーズナブルに依頼できるようになりました。配送から回収までお花屋さんが担当してくれるため、贈り先に対しても手間を与えることはありません。

 

贈答用のお花を選んだり贈ったりする際のマナー

お祝いやお悔やみの気持ちとしてお花を贈る際、注意しなければならないポイントが複数あります。誤った方法で贈ったり、マナーに反する行為をしたりした場合、本人に悪意がなくとも相手に不快な思いをさせてしまう可能性があります。贈答用のお花を選んだり贈ったりする際、心得ておきたいマナーについて見ていきましょう。

 

縁起がよい花言葉を持つお花を選ぶ

贈答用の花を選ぶ際、相手への心遣いや礼儀を表すため、縁起がよいお花で構成しましょう。

花にはそれぞれ花言葉や象徴的な意味があり、とくにお祝いの場では繁栄・幸福・長寿などのポジティブな意味を持つ花を選べば、贈る側の祝福や応援の気持ちがより強く伝わります。

たとえば、胡蝶蘭は「幸福が飛んでくる」、カーネーションは「感謝の気持ち」といったように、意味を知って贈ることで一層印象に残る贈り物になります。

 

ケガや病気を患う方へ鉢植えは厳禁

ケガや病気を患っている方へ、贈答用の花を選ぶ際は、鉢植えを避けるのが一般的なマナーです。鉢植えが「根付く」ことから「病気が根付く」「長引く」といった縁起の悪いイメージを連想させるためです。

また鉢植えは水やりや管理が必要なため、療養中の方にとっては負担になることもあります。代わりに、花束やフラワーアレンジメントのように手間がかからず、気持ちが伝わりやすい形式の花を選びましょう。

 

立て札やメッセージカードを添える

絶対ではありませんが、贈答用のお花には、立札やメッセージカードを添えることが望ましいとされています。

贈り手を明確に伝えると同時に、お祝いの気持ちや意図をていねいに表現できるでしょう。とくにスタンド花や開店祝いなどのビジネスシーンでは、立札に贈り主の名前を記載することで、相手への敬意を示し、周囲にも関係性や祝意を伝えられます。

 

一方で個人間での贈り物では、メッセージカードに一言添えるだけで、より心のこもった印象となり、感謝や祝福の気持ちが相手に伝わりやすいでしょう。記載するメッセージは、あくまでシンプルに一言のみで問題ありません。

 

まとめ

贈答用としてお花を贈ることは、相手への感謝や祝福の気持ちを美しく伝える手段となるでしょう。贈る相手やシーンに応じた花の種類や色、形を選ぶことで、より心のこもった印象を与えられます。

 

また縁起のよいお花やマナーを意識することも大切なポイントです。立札やメッセージカードを添えれば、気持ちを明確に伝えられ、より一層喜ばれる贈り物となるでしょう。

 

大阪のお花屋さん「biotop(ビオトープ)」では、シーン別にふさわしい贈答用のお花を提案いたします。ご来店いただくか、以下の公式サイトより、最適な贈答用のお花を探してみてください。

 

【公式サイト】大阪のお花屋さん「biotop(ビオトープ)」

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