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公開日:

2024.07.04

最終更新日:

2024.07.04

ペットが亡くなった時のお悔やみで贈る花とマナーについて

大切な人や、日ごろからお世話になっている方が大切にされているペットが亡くなったときは、ぜひお悔やみのお花を贈りましょう。
ペットとはいえ当事者にとっては大切な家族ですから、相手の悲しみに寄り添ってあげることで、少しでも安心させてあげられます。
またお花を贈ることは、亡くなったペットの供養にもつながります。
今回は、身近な方の大切なペットが亡くなったと聞いたとき、贈るにふさわしいお悔やみのお花と贈る際のマナーについて解説します。

亡くなったペットのお悔やみに贈るお花とは?

ペットのお悔やみのために贈るお花は、基本的には明るく華やかであれば、どのようなお花でも問題ありません。
亡くなったペットのイメージカラーや好きだった色、思い出のお花、季節に沿ったお花を贈ると、ペットも飼い主さんも喜んでくれるはずです。
しかしどうしても贈るお花に迷われた場合は、これからご紹介する5種類のお花を検討してみてください。

 

ユリ

花言葉:純潔、無垢、無邪気
おすすめの色:白

 

ユリは、お葬式やお墓にお供えする「供花(きょうか)」としても広く知られています。程よい香りと落ち着いた品のある見た目をしていることから、ペットへのお悔やみのお花に最適です。花束を作ってもらって渡してもよいですし、一輪のみをラッピングしてプレゼントしても素敵です。しかしユリのお花は、色によっては不吉な花言葉を持つ場合があるため、こだわりや相手が好きなお花でない限りは白色を贈ったほうが良いでしょう。またユリのお花には花粉が多くついていることもあります。お花屋さんで購入するときはほぼ安心ですが、いただきもののユリを贈る際は、花粉を取り除いてから贈るよう注意しましょう。

 

花言葉:高貴、高潔
おすすめの色:白、黄色、ピンク

 

お墓やお葬式の供花として代表的なお花のひとつです。古くから家紋にも用いられてきた国花ですが、昨今では品種改良のおかげで、見た目の可愛らしい菊がたくさん販売されています。贈る際は、ぜひ色々なお花を織り交ぜて花束にすると喜んでもらえるでしょう。またお花の大きさから大輪菊・中輪菊・小輪菊がありますが、ペットへのお悔やみのお花ですので、小柄な小輪菊か中輪菊がおすすめです。

 

カーネーション

花言葉:感謝、温かい心、上品、気品
おすすめの色:ピンク

 

カーネーションといえば母の日に感謝の気持ちとして贈るお花として有名です。しかし母の日以外においても、贈り物やお悔やみのお花としてしばしば用いられます。赤色がメジャーですが、亡くなったペットへのお悔やみとして贈るならばピンク色か、淡い赤色がおすすめです。あまり濃い赤色は血液の色を連想させるため、避けたほうが良いでしょう。

 

ガーベラ

花言葉:希望、前向き、
おすすめの色:オレンジ、ピンク

 

ポップな見た目とカラフルな色合いが特徴のガーベラは、さまざまな贈り物シーンで活躍し、フラワーギフトにも頻繁に用いられるお花のひとつです。また茎が太いため折れにくく、きれいな形のまま贈れます。一輪挿しとして贈ってもよいですが、できれば色とりどりのガーベラを花束にして贈りましょう。ガーベラが使用されたフラワーアレンジメントもおすすめです。

 

ひまわり

花言葉:光輝、情熱、憧れ
おすすめの色:黄色

 

見ているだけで元気が出てくるお花といえばひまわりではないでしょうか?ひまわりは黄色く大きく咲いた見た目と、太陽の向きに合わせて咲くことから、前向きでポジティブな意味合いを持ちます。太陽に向かって咲くひまわりを贈ることで、亡くなったペットを明るい天国へ真っすぐに送ってあげられる、という意味合いも込められます。黄色いヒマワリを3~4本ほど束にして、キレイにラッピングをして贈りましょう。

 

亡くなったペットのためにお悔やみのお花を贈るときのマナー

基本的には、ペットのお悔やみにお花を贈る際のマナーは人間の場合とほぼ同様で問題ありません。
ただしお葬式や火葬・埋葬が行われる場合とそうでない場合とでは、お花を贈るタイミングなどが異なる場合があります。
マナーを把握して、亡くなったペットを適切に供養してあげましょう。

お悔やみのお花を贈るタイミング

亡くなったペットへのお悔やみのお花は、基本的には納骨・埋葬後、飼い主さんへ贈ることが望ましいでしょう。
しかしご家庭によっては納骨・埋葬するまでに複数の工程が発生する場合があるため、適切なタイミングで贈ると喜んでもらえます。

 

■ペットのお葬式が行われる場合
ご家庭によってはペットのためにお葬式を開いてあげるところもあります。その際は「供花」として、お葬式当日にお花を贈るとよいでしょう。

 

■火葬が行われる場合
亡くなったペットを火葬してから、ペット専用の納骨院へ納骨する場合があります。火葬する場合には、お花を一緒に入れてあげることができるため、火葬場へ赴く場合は、直接贈るかペットのお隣りへ置いてあげましょう。

 

■埋葬・納骨後
お葬式・火葬のあとは、ペット専用の納骨院に納骨するか、お庭の土に亡くなったペットの体を埋めてあげます。さらに飼い主さんのご自宅に小さな仏壇が用意されていることがあります。納骨または埋葬が完了したとの知らせを聞いたタイミングでお花を贈りましょう。また仏壇の横に飾ってもらえるような、あまり大きすぎないサイズを贈ると喜ばれます。

 

贈ってはいけないお花

■濃い色合いのお花
濃い色合いのお花は不吉の象徴ともいわれているため、贈ることは避けましょう。見ていると思わず気持ちが沈んでしまうお花は、人間の場合と同様に相手へ不快感を与えてしまう可能性があります。たとえば下記のような色があてはまります。

 

― 濃い紫色、濃い赤色、黒

 

またドライフラワーや、サボテン・あじさいのように棘・毒があるお花も避けるべきです。見た目が華やかで心が穏やかになるお花を心がけましょう。

 

■不吉な花言葉を持つお花
お花の中には、不吉な意味合いや縁起が悪い花言葉を持つお花があります。贈るとかえって相手へ不快感を抱かせることにもつながりますし、亡くなったペットも悲しみます。たとえば下記のお花はネガティブな意味合いの花言葉を持つため、贈るべきではないでしょう。

 

― 四葉のクローバ:復讐
― 月下美人:危険な快楽
― 睡蓮:滅亡
― スノードロップ:あなたの死を望みます

 

お花には適切なメッセージを添える

お花を贈る際は、ぜひ一言メッセージを添えましょう。
例えば下記のようなメッセージをカードに添えて贈ることをおすすめします。

 

・~ちゃんのご冥福を改めてお祈りし申し上げます
・~ちゃんは多くの人に愛されて幸せ者でございましたね
・~ちゃんがお空で安らかにありますように

 

「また新しい子を迎えてください」など、代わりは他にもいるかのようなメッセージを決して書かないようご注意ください。
あくまで亡くなったペットの幸せと冥福を祈るためのメッセージを心がけましょう。

 

まとめ

ペットは飼い主さんにとって大切な家族です。
亡くなったペットへのお悔やみのお花は、人間のときと同様に明るく華やかな色合いのものを贈りましょう。
またお花を贈る際のマナーも人間と同様です。
暗い印象を持つお花は贈らない、適切なメッセージを添えるなど、亡くなったペットの冥福を祈りながらお花を用意しましょう。

 

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