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公開日:

2023.09.21

最終更新日:

2023.09.21

舞台・ミュージカルへのスタンド花・祝い花の贈り方と立札について

舞台やミュージカルが開催される際、日ごろの取引先としてお世話になっている場合やスポンサーとして関わっている場合は、ぜひ祝い花を贈ってお祝いの気持ちを伝えましょう。

華やかで見る人に癒しを与えてくれるお花を贈ることで、相手もきっと喜んでいただけるでしょう。

今回は、演劇やミュージカルの公演に伴い、舞台会場へ祝い花を贈る方法や注意点、添える札の書き方やおすすめのプレゼントの種類についてご紹介します。

なぜ舞台の公演初日に祝い花を贈るのか?

ミュージカルや演劇の会場の入り口には色とりどりのお花が飾られており、公演をより盛大に盛り上げてくれます。

お祝いに花を贈るのは、主に以下のような意味合いがあります。

・無事に本番が迎えられたことへのお祝い

・本番までの苦労や苦難を乗り越えたことへのお祝い

・最終日まで無事に公演ができることへの祈り、願い

どのような規模であれ、無事に公演を迎えられるのは非常におめでたいことです。

スポンサーまたは企業として公演に関わっている場合は、ぜひ祝い花を贈りましょう。

また公演の際に贈る祝い花のなかでも、入り口付近に飾ってもらえるほかに、出演者の方へ贈る「楽屋花」もあります。

公演の出演者個人へ贈るお花であり、楽屋に飾ってもらうことで出演者本人に喜んでもらえたりお祝いの気持ちを伝えたりできます。

舞台会場への祝い花の贈り方

舞台会場へお花を贈るときは、通常は近所のお花屋さんで購入しますが、最近ではインターネットで注文して配送できるようになりました。

全ての購入方法において注意しなければならないのは、お店の配送可能地域に舞台会場の住所が含まれているか確認することです。

もし配送可能地域外の場合は、自宅または自社に送ってもらい、自身の手で会場まで持っていきましょう。

店頭でお花を購入する場合は、おすすめのお花や合わせ方についてアドバイスが聞けたり、お任せでお花の贈り物を見繕ってくれたりできます。

一方でインターネットの場合は、既に製品として完成したものの中から選べるため、贈る祝い花について迷わなくて済むでしょう。

製品を選んだら、舞台会場への配送手配または自身で持っていきます。

スタンド花のような大きな祝い花の場合は、イベント終了後にお花屋さんのスタッフが無料で回収してくれる場合がほとんどなため、必ず配送可能地域に含まれているお花屋さんで購入しましょう。

祝い花を贈るときのマナー

多くのミュージカルや演劇では、公演の前後や準備においてさまざまな道具や機材を出し入れしたり人の出入りがあったりします。

そのため、お誕生祝いやお店の開店祝いとは異なる状況やマナーがあります。

これらのマナーをおさえておかなければ、出演者や会場のスタッフに迷惑をかける可能性があるため、ぜひご確認ください。

祝い花の持ち込み・配送の可否を確認する

祝い花を会場へお送りする際は、必ず会場のスタッフに送付の可否について確認をとりましょう。

会場によっては、人の出入りが激しく通路の妨げになるため、お花を飾る場所がなかったり受け付けていなかったりする場合があるためです。

特にスタンド花のような大きな祝い花を贈る際は、会場へ届く日時や回収日時までを確認する必要があるでしょう。

楽屋花も同様に、人気の役者やスポンサーが多い公演ほど関わる方が多いため、お花を受け付けていない場合があります。

祝い花の送付の可否について確認しましょう。

祝い花の予算

企業として祝い花を贈る際は、およそ1万円~1万5,000円の費用相場がよいとされています。

日ごろからお世話になったり特に関係が深かったりする場合は、2万円などより奮発しても良いでしょう。

ただしこれらはあくまで目安です。

大切なことは気持ちなので、費用が安めだけれど非常に見た目がかわいらしいお花を見つけた!

役者さんや公演のイメージにピッタリのお花を見つけた!などがありましたら、ぜひ贈ってあげましょう。

選ぶべき祝い花の色について

相手に喜んでもらうためには、選ぶお花のカラーバリエーションにも気を配りましょう。

たとえば、公演の内容がサスペンスやシリアスな雰囲気の内容であるにもかかわらず、かわいらしいバルーンやピンクのお花で彩られたお花を贈ることは望ましくありません。

役者さんや公演のイメージにできるだけ近づけたお花を選ぶよう注意が必要です。

もし迷った際は、公演のポスターのチラシをお花屋さんのスタッフに見せて、組み合わせや贈る商品の選定をお任せすると、確実に良い物が選べるでしょう。

祝い花を飾る場所の指定はできない

祝い花を会場へ贈る際に注意したいことは、お花を贈る場所をこちら側で指定できないということです。

スタンド花など華やかな祝い花を贈ることで、役者さんや公演関係者へお祝いの気持ちを伝えられると同時に、自社の名前を多くの来場者へ宣伝することにもつながります。

そのためできるだけ目立つ場所に置いてほしいところではありますが、来場者の方へ迷惑が掛からないよう会場独自の都合や段取りがあるため、こちら側で飾る場所を指定することは失礼にあたります。

あくまで宣伝はついで程度にとどめておき、純粋にお祝いしたいという気持ちでお贈りしましょう。

祝い花に添える立札の書き方

祝い花には、立札を添えて贈りますが、主に以下のようなことを記載します。

・祝い花の贈り元

・お祝いの言葉

・(贈り先の名前)

特に、贈り元の名前は大きくはっきり書くようにしましょう。

もし目立つところに飾ってもらえれば、自社の名前の宣伝にもなります。

スペースに余裕がある、またはオシャレなメッセージカードのような紙に記載する場合は、一言お祝いのメッセージを添えてもいいでしょう。

さらにマナーとしては、贈り先の相手の名前は、記載してもしなくても問題ありません。

舞台へ贈りたいおすすめの祝い花

舞台会場へ贈る際におすすめしたい祝い花の種類についてご紹介します。

贈るプレゼントに悩まれた際は、ぜひ参考にしてみてください。

スタンド花

金属製のスタンドに小型のカゴが付いており、中にさまざまな種類のお花を入れて飾るためのお花の贈り物です。

新規に開店するお店やリニューアルオープン時に、店頭に並んでいるところを頻繁に見かけます。

非常に大きな飾りのため、一つでも置くことで人目を惹きやすく、盛大にお祝いの気持ちを伝えて盛り上げることができます。

またお花だけでなくバルーンも取り入れたスタンド花もあり、会場や劇の内容によりデザインを決めることが大切です。

フラワーアレンジメント

可愛らしいかごに入ってラッピングされた製品や、生花を凍らせてほぼ永久的に楽しむことができる「プリザーブドフラワー」など、フラワーアレンジメントの商品の種類は多岐にわたります。

見た目のインパクトや、ちょっとユニークな商品があれば、贈ることで相手に喜んでもらえるでしょう。

またフラワーアレンジメントの種類は非常に多いため、迷った際は予算内で作ってもらえるようお花屋さんに相談しましょう。

花束

贈り物といえば花束です。

たっぷりなお花によってつくられた花束は、贈り先の相手へ感動と癒しを与えてくれます。

公演のイメージにピッタリなカラーでそろえたり、落ち着く色合いで統一したりすると良いでしょう。

また役者さん個人へ贈る際は、相手が好きな色やイメージカラーで統一して贈ることが望ましいとされています。

そして花束として贈った花は生けることで長持ちするため、季節のお花やあまり手間をかけなくても長く楽しめるお花を贈ると喜ばれます。

まとめ

演劇やミュージカルが開催される舞台会場へ、祝い花を贈る際の注意点や札の書き方、商品の種類についてご紹介しました。

公演までの道のりは非常に大変かつ多くの人の手がかかっているため、無事に迎えられることは非常におめでたいことです。

祝い花を贈る際は、贈っても問題がないかを贈り先へ確認し、可能ならばスタンド花やフラワーアレンジメントなどの華やかなプレゼントを贈りましょう。

そして添える札には贈り元の名前、お祝いの言葉、贈り先の名前を記載します。

心からお祝いの気持ちを伝えて、最終日の公演まで行えるように応援しましょう。

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