公開日:
2024.07.11
最終更新日:
2024.07.04
暑い夏におすすめしたい観葉植物と涼しく飾るポイントをご紹介

昨今では、お店だけではなく一般家庭においても観葉植物がインテリアとして大人気です。
気温が上がり植物が元気になる夏こそ、観葉植物はおすすめといえるでしょう。
基本的に観葉植物は緑一色のため、様々なインテリアに合わせやすく、見る人の気持ちを穏やかにしてくれます。
今回は、夏に観葉植物を飾るメリットとおすすめの観葉植物、涼しく飾るポイントについて解説します。
これから観葉植物の購入を検討されていらっしゃる方はぜひ参考にしてください。
夏に観葉植物を飾るメリットと効果
夏には、自宅に観葉植物を飾ることで下記のような効果が期待できます。
・空気の冷却
・空気の循環と浄化
・視覚的なやすらぎ
・抗菌効果
・抗うつやリラックス効果
飾ったお部屋の空気を綺麗にしてくれるだけでなく、冷却作用もあるため、まさに夏にうってつけといえるでしょう。
「蒸散」といい、周囲の温度が上昇することで、植物は体内の水分を水蒸気として拡散します。
植物が出した水蒸気が周囲の空気を冷却させるため、涼しくなるのです。
さらに涼しくなるだけでなく、抗うつやリラックス効果など精神的にも非常によい効果が期待できることが分かっています。
実際にオフィスやお店のエントランスに観葉植物が飾られることが多いのは、お客さまや従業員へリラックス効果を与えるためでもあります。
また夏に飾る観葉植物は、必ずしも大きなものでなくとも構いません。
卓上サイズや小型のサイズなどでも、観葉植物としての効果を十分に感じられるでしょう。
夏に飾りたい!おすすめの観葉植物5選
夏に飾りたい、かつ初心者の方にもおすすめできる観葉植物を5種類ご紹介します。
また初めて観葉植物を購入する方は、お手入れの方法について必ずお店のスタッフへ尋ねるようにしましょう。
ユッカ
太い幹に力強い葉っぱが特徴のユッカは、暑い場所でも元気に育ちやすいことから、夏におすすめしたい観葉植物です。
また一つ置いてあるだけでも大きな存在感があり、インテリアとして映えるでしょう。
さらに「青年の木」または「成長・発展の木」ともいわれていることから、風水においても様々な効果が得られます。
金運・仕事運・勉強運の向上が期待できます。
リビングの角側においてもいいですが、玄関や水回りなど悪い気に触れやすい場所に置くことで、良い気を部屋に流してくれます。
また日光に当てれば当てるほどよく育つため、窓辺に置くとよいでしょう。
モンステラ
大きな葉っぱが特徴的なモンステラは、原産国が熱帯アメリカであるため夏に強い観葉植物です。
濃い緑色が大変目立つため、インパクトを出したい場所に置きましょう。
ただし寒さには弱いことから、室温が5℃以上の場所に置き、冬の季節では必ず室内の日が当たる場所で育てましょう。
水は多めに与えます。
鉢底から水が出るくらいまで水やりを行い、育ちを早めたいときは肥料を与えてみましょう。
日光が当たらないとたちまち弱ってしまうため、夏はベランダや窓際などで育てます。
サンセベリア
観葉植物の代表格の一つでもあるサンセベリアは、細長い葉っぱが特徴で、見かけたことがある人も多いのではないでしょうか?
小さなサイズから大きなサイズまであり、小さいサイズならおしゃれな卓上プランターに入れられますし、天井からつるして飾ることもできます。
暑さと乾燥に強いため、ある程度は水やりをしなくても丈夫に育ちます。
日当たりが良い場所に置いておき、土が乾いたら水をあげましょう。
花言葉には「永久・不滅・幸福」などの前向きな意味が込められているため、引っ越しやお店の開店など人生における大きな転機に合わせて飾るのもおすすめです。
オーガスタ
アマゾンのジャングルを思わせる独特な大きな葉っぱは、一つ置くだけでもお部屋の雰囲気をがらりと変えてくれます。
店舗ならば、中心に置くだけでシンボルツリーのような役割を果たしますし、玄関に置けばウェルカムグリーンにもなります。
また花言葉は「輝かしい未来」とされており、円満な人間関係の構築や厄除けの効果が期待できるでしょう。
水やりの頻度はあまり多くなく、土が乾いてからあげれば問題ありません。
ただし乾燥や日照不足に弱く、好ましくない環境の場合、葉っぱが丸まってしまいます。
青々とした葉っぱを維持するためには、そこそこ日当たりのよい場所に置いて、適度な水やりに注意しましょう。
柱サボテン
サボテンにはさまざまな種類があり、丸い物から小さなもの、卓上サイズまであります。
せっかく購入して設置するならば、思い切って大きめの柱サボテンに挑戦してみましょう。
大きくそびえたつ柱サボテンは存在感があり、お手入れがとても簡単です。
もともとは砂漠地帯で育ったため、乾燥に強く水やりの頻度もそれほど多くなくても問題ありません。
日当たりが良い場所において、土が乾いたタイミングでお水をあげましょう。
夏を涼しく演出してくれる観葉植物の飾り方
せっかく観葉植物を飾るのであれば、涼しさを演出しておしゃれに飾りたいものです。
初心者の方でも簡単に実践できる、観葉植物を飾るポイントについて解説します。
適切にお手入れを行う
青々とした生命力あふれる観葉植物の見た目を保つには、植物ごとに適切なお手入れが欠かせません。
購入時は、必ずお手入れ方法についてお店のスタッフに尋ねましょう。
水やりの頻度や適切な設置場所、また種類によっては植え替えや葉の剪定が必要な場合もあります。
適切なお手入れを続けることで、何年も美しい見た目を維持したまま育ち続けてくれます。
しかし昨今では、インターネットで観葉植物が注文できます。
届いた商品にマニュアルが同梱されていることもありますが、観葉植物のお手入れ方法についての説明が受けられない場合もあるでしょう。
お手入れ方法について自力で調べるには、信頼できる出版社が出している書籍を使用するか、お花屋さんのブログや国や省庁などが公開しているサイトなどで検索することをおすすめします。
寄せ植えをする
「寄せ植え」とは、複数の観葉植物を一つのプランターに一緒に植えることです。
そのため一つ置くだけでも映えるうえ、色々な観葉植物が一度に楽しめます。
寄せ植えが可能な観葉植物の組み合わせはある程度決まっているため、初めて挑戦する場合は専門家の意見を聞くことをおすすめします。
書籍などで調べてもよいですが、寄せ植えに関する教室や習い事なども常時開催されているため、受講してはいかがでしょうか?
寄せ植えをマスターすることで観葉植物を美しく飾れるだけでなく、フラワーアレンジメントのような作品作りが楽しめます。
プラントハンガーを用いる
オシャレな喫茶店やインテリア用品店などで頻繁に見かける、天井から吊り下げて飾られたプランター。
麻ひもなどでできた、観葉植物を吊り下げられる道具をプラントハンガーといいます。
キッチンやリビングなど、緑が欲しい場所に吊るしておくだけで、ワンランク上のインテリアデザインができます。
存在感を出すなら、ツルが伸びたり葉っぱが大きかったりする観葉植物がおすすめです。
棚の上部や天井に新しくフックを作るなどして挑戦してみましょう。
まとめ
観葉植物は、夏に飾ることで空気の冷却作用のほか、見る人へのリラックス効果が期待できます。
適切にお手入れし、寄せ植えやプラントハンガーなどを用いて、ワンランク上のインテリアに挑戦してみましょう。
大阪府にあるお花屋さん「biotop」では、観葉植物の種類を豊富に取り揃えており、今回紹介した商品もすべてそろっております。
お手入れの方法もていねいに説明させていただきますので、初めての方もぜひお気軽にお問い合わせください。