公開日:
2024.05.14
最終更新日:
2024.05.14
花束とアレンジメントどっちが贈られて嬉しい?メリットやデメリットで比較

お花の贈り物といえば、花束とアレンジメントを思い浮かべる方も多いでしょう。
花束は、お花のありのままの美しさが楽しめますし、花々の個々の魅力が存分に感じられます。
一方、アレンジメントは花材を組み合わせた芸術作品のようで、インテリアとしても楽しめます。
贈る相手やシチュエーションによって選び分けるのもいいかもしれません。
花束とアレンジメントの違い、およびそれぞれの贈るメリットとデメリットについて解説します。
お花を贈りたいけれど、花束とアレンジメントで迷っている方はぜひ参考にしてください。
花束とアレンジメントでは贈られて嬉しいのはどちら?
花束とアレンジメントは、どちらも贈られて嫌な気持ちになる人は少ないでしょう。
しかしお花のプレゼントを贈りたいと考えた場合、できれば少しでも贈られてうれしい方を選びたいものです。
花キューピット株式会社が運営しているサイト「インターネット花キューピッド」にて、花ギフトを贈る方に、「どんな花ギフトを贈りたいですか?」という質問をしたところ、下記のような回答結果となりました。
花キューピット株式会社 インターネット花キューピッド 【2024年】母の日に人気な花のプレゼントをアンケート調査!今年のギフトの参考に。(https://www.i879.com/mother/column/31/)
花束が30%と最も高く、次いでアレンジメントが28%、鉢植えが22%でブリザーブドフラワーが18%という結果になりました。
花束の割合が大きいですが、アレンジメントと比較してもそれほど差が開いていないため、花束もアレンジメントも、どちらも贈ってももらっても喜ばれるものであることがわかります。
花束とアレンジメントの違い
花束とアレンジメントは基本的にはそれほど意味に大きな違いはありません。
しかし厳密には、花をまとめる方法やスタイルにおいて異なる点があります。
花束は、一種類や複数の種類の花を束ねてラッピングしたものであり、花材そのものの美しさを引き立てられることが特徴です。
一方でアレンジメントは、花器に生け花をすることで、花材や葉物、枝などをバランスよく配置し、季節感やテーマに合わせたデザイン性を重視したものをさします。
花束は贈り物やお祝いの際によく用いられ、特に誕生日や記念日などで贈られることが多いです。
一方で、アレンジメントは、インテリアや店舗のディスプレイ、結婚式や葬儀などで利用され、花そのものだけでなく、花器との調和や空間全体の雰囲気を考慮したデザインが求められるときに贈られます。
そして花束は比較的短期間で楽しむことができる一方、アレンジメントはお手入れをしっかり行うことで長期間楽しめます。
そのため、贈り物としての持続性やインテリアとしての利用方法も異なってくるでしょう。
花束とアレンジメントは、それぞれの特徴や用途に合わせて選ぶことが大切です。
贈り物やインテリアの演出において、花束とアレンジメントの違いを理解して適切に贈り物を選べば、相手に手間や不快感を与えることなく贈り物が贈れます。
花束のメリットとデメリット
花束とアレンジメントが比較できるよう、それぞれのメリットとデメリットについて解説します。贈る相手や贈るシチュエーションを考慮して選んでみてください。
メリット
◆より気持ちを伝えやすい
花束は、相手への感謝やお祝いの気持ちをより伝えやすいとされています。特に、誕生日や結婚記念日などの特別な日に花束を贈ることで、相手に気持ちが伝わるだけでなく特別感を抱いてもらえることでしょう。
◆視覚的にボリュームを出せる
花束は美しい花々で飾られており、限られた器がないため思う存分ボリュームが出せます。贈られた人は、花束を見るだけで癒されたり、幸せな気持ちになったりします。
◆さまざまなシチュエーションで贈れる
花束は、さまざまな場面で贈り物として使えます。誕生日や記念日だけでなく、お見舞いやお祝い事などでも花束の贈り物がピッタリです。
デメリット
◆花束の管理が難しい
花束は、スタンドなどの支えるものがない場合、持ち帰ったり管理したりすることが大変です。また夏場や乾燥した季節は、花束の鮮度を保つのが難しいことがあります。
◆贈られた人の好みに合わない場合がある
花束は贈られた人の好みに合わない場合があります。たとえば、花粉症で生花が苦手とする方や、香りが苦手な方もいらっしゃいます。
◆費用がかかる
花束は贈り物としては比較的高額なものです。特に高品質な花材や特別なデザインの花束を選ぶと、費用がかさむことがあります。
アレンジメントのメリットとデメリット
アレンジメントは、生花で贈ってもよいですし、造花やバルーンを組み合わせることでもいろいろなデザインや形が考えられます。
自由度の高さから、ちょっとしたプレゼントやお土産にも重宝します。
メリット
◆表現力の自由度が高い
アレンジメントはカゴや花器など、多彩な器に色とりどりのお花をつめて作られます。
また生花だけでなく造花やバルーン、ぬいぐるみなど、お花以外の小物が使われることもあります。
そのため表現の自由度が高く、相手が好きなキャラクターや小物が入った贈り物ができます。
◆生花が苦手な方へも贈れる
贈り先の方の中には、花粉症の関係や苦手な香りがあるなど、生花を贈ることが適切ではない方もいらっしゃるでしょう。
そのような場合でも、プリザーブドフラワーの置物や押し花のしおりやノートなど、生花以外のお花でも表現ができるところが、アレンジメントのメリットです。
◆視覚による癒しの効果が高い
愛らしいぬいぐるみと合わさったアレンジメントや、メルヘンチックなかごに入った色とりどりの花など、見ているだけで癒される贈り物が多いです。
また家に置いて長時間楽しめるため、インテリアとして飾ってもらいたい場合にも最適です。
デメリット
◆ビジネスシーンや厳粛な場では不向きなことがある
年の離れた上司への贈り物や、厳粛な場における贈り物としては、ややカジュアルで適切ではない場合があります。
可愛らしいアレンジメントや小さな贈り物よりも、大きめの花束や胡蝶蘭の鉢植えなどがおすすめです。
◆種類が多すぎて選ぶことが難しい
アレンジメントは表現が自由かつ種類が豊富なため、贈り物に迷う可能性も高いでしょう。
また相手の好みや場面に合わせて選ばなければならない場合は、特に選択が難しいです。
なかなか決められない場合は、お花屋さんのプロに頼んで見繕ってもらうことをおすすめします。
まとめ
花束とアレンジメントの違いや、それぞれのメリットとデメリットについて解説しました。
見た目も香りもすばらしいため、どちらも贈ってもらった側にとっては最高のプレゼントとなりえるでしょう。
しかしどうしても迷った場合は、お花の贈り物といえば花束やアレンジメントですが、それぞれ贈る相手や贈るシチュエーションで選ぶとよいです。
また花束やアレンジメントのメリットとデメリットを考慮して選ぶこともおすすめです。
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