公開日:
2024.09.19
最終更新日:
2024.09.19
飲食店の開店祝いに適したお花とは?おすすめのお花や贈るときのマナーについて

日ごろからビジネスや生活上でお世話になっている方が、新しく飲食店を開業したら、ぜひお祝いとしてお花を贈りましょう。
お花は、その華やかな見た目で贈られた側を癒してくれるだけでなく、店内に置くことで素敵なインテリアにもなります。
当記事では、飲食店の開業祝いにふさわしいお花の種類や贈るときのマナーについて解説します。
飲食店の開店祝いを検討されている方は、ぜひ参考にしてください。
飲食店の開店祝いにお花がふさわしい理由
飲食店の開店祝いといえば、食器やお菓子、お店の雰囲気にあったインテリアなどを贈られる方もいらっしゃるでしょう。
もちろんどれも素敵なものばかりですが、お花が最もよい贈り物なのではないでしょうか?
お花を贈ることで相手に喜んでもらえる理由を説明します。
お店のインテリアになるため
飲食店は、できるだけ多くのお客様に来ていただき居心地の良さを感じてもらうため、インテリアやお店の内装にとても気を遣っていらっしゃいます。
特に最も大切なことは、華やかな色のお花や豊かな葉っぱの緑色です。
多くのお花や観葉植物は、どれもさまざまなお店の内装にマッチさせやすく、一つ置くだけでも優しい印象を与えられるでしょう。
また開店したばかりでインテリアが少ない場合もあります。
そのようなときにお花や観葉植物は、お店の雰囲気を良好にするためのよい手段になります。
相手やお客様すべての人に居心地の良さを提供できるため
植物には下記のような効果があるといわれています。
・ストレス緩和、リラックス効果
・カビや細菌の増殖を抑える
・空気清浄効果
・マイナスイオンの濃度を上昇させる
・目の疲れを緩和
・室内の温度調整
これらの効果を、贈った相手だけではなく店内に置いてもらうことでお店のお客様にも提供できます。
お花や観葉植物は、お店が長く繁盛するよう、相手だけではなくお客様のことも大切にする贈り物であるといえるでしょう。
飲食店の開店祝いにおすすめのお花
飲食店の開店祝いは、できるだけ華やかな物を贈って盛大にお祝いしたいものです。
とはいえ、相手にとって失礼に当たらないようある程度の商品の選定は重要です。
贈るお花の種類に迷われた場合、ぜひ贈っていただきたいおすすめのお花をご紹介します。
胡蝶蘭
おめでたいことがあった際に、昔から頻繁に贈られるお花が胡蝶蘭です。
見た目が非常に上品でかわいらしく、お世話になっている方の昇進祝いなど、ビジネスシーンでもたびたび贈り物として親しまれてきました。
飲食店の開店祝いにもふさわしく、店先や店内に飾ってもらうことで、見る人の気持ちを和ませます。
胡蝶蘭の花言葉は「幸福が飛んでくる」とされており、飲食店が今後も長く繁栄するよう気持ちを込めて贈れるでしょう。
さらにお手入れの手間が少なく、長く楽しめる点が特徴です。
直射日光や冷暖房器具にあたらない場所に置いておき、土が乾いたタイミングで水をあげます。
また胡蝶蘭は複数の茎とお花からなっていますが、別れる・割れるなど縁起が悪い言葉を連想するため、決して偶数の本数で贈らないよう注意が必要です。
3本や5本など奇数の茎からなっている胡蝶蘭を贈りましょう。
スタンド花
新しく開店したお店の前に、金属製のスタンドに色とりどりの華やかなお花が詰まったスタンド花を見たことがあるでしょう。
大きく迫力のあるスタンド花を贈ることで、お店の開店を盛大にお祝いできるうえ、道行く人にお店の存在をアピールすることにもつながります。
実はスタンド花は、基本的にレンタルして飾る贈り物であり、取り扱いのあるお花屋さんでイメージやデザインと併せて注文すれば、だれでも気軽にプレゼントできます。
あらかじめ注文時に飾る期間を指定しておけば、期間開始日にお花屋さんが届けてくれるうえ期間終了後に回収に来てくれるため、贈った相手に手間をかけることがありません。
観葉植物
お祝いといえば、お花のような色のある物を贈りたいと思うでしょう。
しかし、実は観葉植物も大変喜ばれる贈り物のひとつです。
昨今の飲食店には、ジャンル問わずほとんどのお店に一つ以上の観葉植物が置かれるようになりました。
観葉植物にも花言葉があり、縁起がよい花言葉を持つ観葉植物を置くことで、お店の繁盛を祝うと同時に相手やお客様に、目に優しい緑色とおいしい空気、居心地の良さが提供できます。
飲食店の開店祝いなら、たとえば「快活・勝利」という花言葉を持つパキラ。「偉大・立派」という花言葉を持つユッカなどがおすすめです。
二つともお手入れにおける手間が少なく、長期間楽しめるうえ一つ置くだけでも存在感があるため、きっと喜んでくれるはずです。
飲食店へお花を贈るときのマナー
開店祝いを贈る際には、いくつか意識しておきたいマナーや気遣いがあります。
また飲食店ならではの配慮も必要なため、贈る側も贈られた側も気持ちよくいられるよう、把握しておきましょう。
飲食店にふさわしいお花を選ぶ
飲食店では、食べ物や飲み物が提供されるため、衛生環境において非常に大きな気配りが大切です。
そのため香りが強いお花や花粉を飛ばすお花は避けましょう。
昨今のお花屋さんでは、品種改良された安全なお花ばかりが販売されていますが、なかには当てはまらないものもあるため、飲食店の開店祝いにという旨を伝え、お花屋さんに見繕ってもらうと安心です。
お花の費用相場
相手とビジネス関係であるならば、会社として支払う場合は1~3万円の相場のお花が望ましいでしょう。
あまりにも高価なお花だと相手が恐縮してしまうため注意が必要です。
またビジネス関係なく知り合いや友人としてプレゼントする場合は、5000円~1万円が適切です。
しかし贈り物は気持ちが大切なので、一目ぼれしてどうしてもこのお花を!と思ったときは、値段に関わらずプレゼントすることをおすすめします。
立札・メッセージカードを添える
贈るお花には、メッセージカードを添えて贈るとより気持ちが伝わります。
またスタンド花をプレゼントするときは、下記が記載された立札を付与して贈ることがマナーです。
・贈り元の氏名または企業名
・祝~メッセージ~
・贈り先
メッセージは長く書かず、シンプルな内容で問題ありません。
「新規開店おめでとうございます」「今後もますます繁盛されることを願っております」など、お祝いの気持ちを短い文章で伝えましょう。
お花を贈るタイミング
新規開店祝いを贈る際は、開店からできるだけ早めがおすすめです。
もし新規開店セレモニーやイベントがある場合は、当日に持参するか、お店に届くよう手配します。
またセレモニーやイベントがない場合は、開店当日から3日以内が望ましいでしょう。
開店直後は非常に忙しくされていますので、配達や持参する際は、閉店近くの時間帯など、比較的落ち着くと思われる時間帯に持っていくようにします。
まとめ
飲食店の開店祝いにふさわしいお花や、贈るときのマナーについて解説しました。
お花や観葉植物は、相手だけでなくお店のお客様の幸せをも願える贈り物ですので、じっくり選んで喜んでもらいましょう。
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