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公開日:

2024.06.13

最終更新日:

2024.06.13

お盆に供えたい花の種類とは?お花の特徴や花言葉をご紹介

お盆は、日本の伝統的な行事の一つで、先祖を敬うために行われるお盆祭りのことを指します。
毎年おおよそ8月13日から16日までの期間に行われ、家族が集まって先祖の霊を迎え、供養するための儀式や行事が行われます。

 

またお盆の期間中は家族や親せきが一同に集まり、墓参りや供物を捧げることが一般的です。
さらに盆踊りや花火大会などのイベントも行われ、地域ごとに独自の伝統や行事があることもあります。

 

亡くなったご先祖様や大切な人の霊を地元でお迎えし、居心地よく過ごしてもらうためには、美しいお花のお供えが欠かせません。
今回は、お盆にお供えする際にふさわしいお花の種類と花言葉を8種類ご紹介します。
お盆にお供えするお花をはじめて選ぶ方も、ぜひ参考にしてください。

 

【8選】お盆のお供えにふさわしいお花の種類と花言葉

 

お盆にお供えするお花といえば菊やユリなどの白いお花が有名です。
しかし花言葉や意味合いから、お盆にお供えできるお花には非常に多くの種類があります。
なかでも、ぜひおすすめしたいお花の種類を8種類ご紹介します。

花言葉:高貴 高尚 高潔

 

お盆にお供えするお花で一番に思いつく種類が菊ではないでしょうか?
菊といえば縁起が悪いお花というイメージがあるかもしれませんが、実は非常に縁起がよいお花として古くから親しまれてきました。
菊は長寿や幸福を象徴する花とされており、お盆には先祖や故人を偲ぶ行事としても捉えられています。
そのため飾ることで、故人への感謝や尊敬を表すと同時に、家族や身近な人々への幸福や健康を願えるのです。

 

また日本では菊紋といい、日本の紋章や家紋として広く使われており、皇室や貴族にも愛されています。
そのため菊は日本人にとって特別な意味を持つ花として位置付けられています。

ユリ

花言葉:純粋 無垢

 

ユリは白く清楚な美しさがあり、優雅な雰囲気を醸し出す花として知られています。
お盆は先祖を偲ぶ大切な行事であり、清らかな心を持って故人を追悼することが求められます。
そのため、清楚で美しいユリの花は、先祖を偲ぶ気持ちを表現するためにふさわしいとされています。

 

またユリには様々な色や形があり、それぞれが異なる意味を持っています。
たとえば、白いユリは純潔や清らかさを象徴し、黄色いユリは幸福や豊かさを表します。
お盆には、故人を偲ぶだけでなく、生前の功績や思い出を称えることも重要です。
そのためユリの多彩な色や形は、故人に対する感謝や尊敬の気持ちを表現するのにぴったりなのです。

アサガオ

花言葉:愛情 結束 明日もさわやかに

 

アサガオは夏の季節に美しい花を咲かせることから、その鮮やかな色彩がお盆の雰囲気とよく合います。
お盆の時期は暑い日が続くため、アサガオのように涼やかな青や紫の花が目に涼を与えてくれるでしょう。
また、アサガオは夜に花を咲かせることから、夜のお盆の行事にも馴染みます。

 

さらに、アサガオには日本の伝統的な文化や歴史とも関連があります。
江戸時代から栽培されているアサガオは、日本人の暑さ対策として広く親しまれてきました。
そのため、お盆の時期には暑さをしのぐためにアサガオが庭先や玄関先に飾られる光景が見られます。

リンドウ

花言葉:勝利 正義 誠実 寂しい愛情 あなたの悲しみに寄り添う

 

リンドウの花言葉は「寂しい愛情」など、故人への愛情や尊敬を表す言葉としてお盆にふさわしいものとされています。
リンドウを供えることで、故人に対する深い思いや感謝の気持ちを表現できるでしょう。

 

さらに、リンドウは香りが豊かであり、その香りは故人を偲ぶ際に心を落ち着かせる効果があります。
お盆は故人を偲ぶだけでなく、家族が集まって和やかな時間を過ごすことも大切な要素です。
リンドウの香りは、そのような家族の絆を深めるためにもぴったりの花と言えるでしょう。

トルコキキョウ

花言葉:優美 希望 すがすがしい美しさ 永遠の愛

 

トルコキキョウは美しい花姿と豊かな色彩で知られています。
その鮮やかな青色や紫色は、清らかな心や澄んだ心を表すとされており、故人を偲ぶお盆の雰囲気にぴったりです。
また、トルコキキョウの花言葉には「永遠の愛」などがあり、故人への深い思いやりや感謝の気持ちを表現するのにふさわしい花といえます。

 

さらに、トルコキキョウは切り花としても長く鮮やかな姿を保つことから、お盆期間中に飾っても美しい姿を楽しめます。
お盆は故人を偲ぶだけでなく、生きている家族や親せきとのつながりを大切にする時期でもあります。
そのため、長く美しい花姿を保つトルコキキョウは、家族の絆や永遠のつながりを象徴する花としてもふさわしいのです。

キンセンカ

花言葉:別れの悲しみ 慈愛 寂しさ 

 

明るい赤やオレンジ色の花を咲かせることから、キンセンカは生命力や活力を象徴する花とされています。
お盆は故人を偲ぶだけでなく、生きている人々にとっても新たな活力や希望を与えてくれる時期でもあります。
そのため、キンセンカの鮮やかな色彩は、お盆の雰囲気にぴったりとマッチしているのです。

 

またキンセンカは長い間花を咲かせ続けることができることから、故人を偲ぶ期間が長く続くお盆にふさわしい花としてよく選ばれます。
故人を偲ぶ気持ちは一時的なものではなく、長く続くものであり、そのような気持ちを表現する花としてキンセンカが選ばれるのです。

 

さらに、キンセンカは縁起の良い花としても知られており、お盆の時期には故人を追悼するだけでなく、家族や親せきとの絆を深める大切な時期でもあります。
そのような意味合いからも、キンセンカはお盆にふさわしい花といえるでしょう。

カーネーション

花言葉:感謝 女性の愛情 無垢で深い愛

 

母の日で贈られるお花としておなじみのカーネーションですが、感謝の意を持つ花言葉が多いことから、お盆にお供えするお花としても頻繁に使われます。
またカーネーションは長期間鮮やかな色や形を保てるお花としても知られているため、長期間続くお盆において、家族が集まり先祖を供養する時期にふさわしいといえるでしょう。

 

またカーネーションは、日本の伝統的な花占いでは「長寿」「幸福」「家族愛」などの意味があるとされています。
これらの意味合いもお盆にふさわしいものといえるでしょう。

グラジオラス

花言葉:思い出 忘却 密会

 

グラジオラスは美しい花姿と豊かな色彩で知られており、また切り花としても長く鮮やかな姿を保ちます。
そのためお盆の期間中に飾る花として適しており、故人を追悼するために家や墓地を飾る際にふさわしいお花といえるでしょう。

 

さらに、グラジオラスは花の種類が豊富であり、さまざまな色や形の花を楽しめます。
お盆の期間中には、故人や供養するための場所に合わせて花を選ぶことがありますが、そのような場面で多彩な選択肢を持つグラジオラスは重宝されるでしょう。

まとめ

お盆は毎年夏に行われ、亡くなったご先祖様や大切な人を地元にお迎えし、偲んだりご冥福をお祈りしたりして、共に過ごす行事をいいます。
お盆にはぜひ、亡くなった人が過ごしやすいようお花を供えてはいかがでしょうか?
お供えするお花は、気品のある見た目かつお盆にふさわしい花言葉を持つお花がおすすめです。

 

お花の種類に迷われた際は、ぜひプロにご相談ください。
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