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公開日:

2024.06.04

最終更新日:

2024.06.03

お見舞いにぴったりな花言葉を持つ花・避けるべき花の種類とは

病気やケガなどで、身近な人だけではなく大切な知人や友人が入院した場合、お見舞いへ行く方も多いでしょう。
その際には、ぜひお花を贈ることをおすすめします。

 

お花は相手の心を癒やし、元気を与えられる贈り物です。
代表的なお花としては、バラやカーネーション、ひまわりなどがあり、明るくポジティブな色や花言葉を持つお花であれば、どのような種類でも喜んでくれるでしょう。

 

一方で、お見舞いに贈る際には不適切、または縁起が悪いとされているお花もあります。
今回は、お見舞いに贈るべきではないお花や贈る際のマナー、お見舞いにおすすめのお花について紹介します。

 

お見舞いにお花を贈るべき理由

お花には、美しい姿や香りによって、受け取った人の心を癒す効果があります。
患者さんがストレスや不安を感じているときに、お花を見ることでリラックスできると言われています。
また、お見舞いの際にお花を贈ることで、受け取った人に思いやりや温かい気持ちを同時に伝えられるでしょう。
ほとんどのお花には「花言葉」が込められているため、心のこもったメッセージを伝えられるのです。

 

病院などの閉ざされた空間では、お花が持つ生命力や明るさが、受け取った人の気持ちをポジティブに変えてくれるでしょう。

 

これまでお花を一度も贈ったことがない方でも、お見舞いのマナーと贈ってはいけないお花さえ把握しておけば、相手に喜ばれる贈り物ができます。

 

お見舞いで贈るべきではないお花

病院で入院されている方は、病気やケガなどで心身ともに不自由かつ大変な思いをされています。
少しでも元気づけてあげるためにも、お見舞いにおいてタブーとされているお花の種類について解説します。

鉢植え

鉢植えは、鉢の中の土に「根付く」ことから「寝付く」という言葉を連想させるため、お見舞いでは不適切とされています。
贈ることで寝付く期間が延びるともいわれており、入院している患者さんにとって縁起が悪い贈り物です。

 

また鉢植えは飾るスペースを確保する必要があったり、土で病室が汚れたりすることもあります。
水やりなどの手間が発生することから、お見舞いに鉢植えを贈ることはふさわしくないといえるでしょう。

白・青・紫系などの濃い色をしたお花

一般的に白・青・紫系の色のお花は「お葬式」に飾るお花を連想させるため、縁起が悪いとされています。
また赤色など血の色を思わせるお花や濃い色のお花もおすすめしません。

 

お見舞いにお花を贈る際は、オレンジ・黄色・ピンクなど、見ているだけで元気が出てくるような明るいお花を選びましょう。
たとえば下記のようなお花がおすすめです。

 

・ひまわり
・ガーベラ
・バラ(黄色・ピンク)
・パンジー

香りが強いお花・花粉が飛びやすいお花

病院には様々な要因で複数の方が入院されています。
そのため、香りがきつかったり花粉が飛びやすかったりするお花は贈らないようにしましょう。
お花のきつい香りや花粉は、相手を不快にさせてしまうこともあり、さらに個室ではなく複数人が共同で入院している場合はほかの人にも迷惑をかけることがあるため注意が必要です。

 

たとえば下記のようなお花は贈ることを避けたほうが良いでしょう。

 

・ユリ
・チンチョウゲ
・シクラメン
・キンモクセイ

ネガティブな花言葉を持つお花

お花には、一つひとつ「花言葉」を持っています。
そのためお花を贈る際は花言葉で種類を選び、贈ると同時に花言葉に込められたメッセージをも伝える方もいらっしゃいます。

 

花言葉の中にはネガティブな意味合いを持つお花があり、入院されている方へ贈る際には注意が必要です。
例えば下記のようなお花があります。

 

・憎しみ:黒いバラ
・呪い、憎悪:黒いユリ
・死を望む:スノードロップ
・絶望:マリーゴールド
・怒り:シャクヤク
・見捨てられた:アネモネ

 

上記のお花のなかには明るい花言葉を持つ種類もありますが、できるだけ前向きな意味合いのみを持つお花がふさわしいでしょう。
しかしネガティブな花言葉を持つお花は、濃い色や暗めの色合いをした見た目が多く、鉢植えで販売されていることがほとんどであるため、相手が好きでない限りは贈ることをおすすめしません。

 

お見舞いにおすすめのお花と花言葉

お見舞いに贈る際にふさわしいお花の種類や花言葉について紹介します。
また、紹介したお花をメインとした花束・フラワーアレンジメント・プリザーブドフラワーを贈ると、より喜んでいただけるでしょう。

ひまわり

花言葉:憧れ、情熱、最愛、光輝

 

太陽を連想させるひまわりは、その明るい黄色や大きな花びらで、元気や活力を象徴する花として知られています。
お見舞いの際に贈られると、病気や辛い状況にある人に勇気や希望を与えてくれるでしょう。

 

また、ひまわりは太陽を向いて咲くことから、明るい未来や前向きな気持ちを表す花としても親しまれています。
抗鬱効果やストレス軽減効果があるとされており、心を癒す効果も期待できます。

バラ

花言葉:愛情、情熱、感謝、幸福

 

バラは非常に美しい見た目をしており、ほどよい香りと色彩が心を癒やしてくれます。
また色によって花言葉にも様々な意味が込められており、例えば赤いバラは愛情や情熱を表し、ピンクのバラは感謝や幸福を表します。
適切な意味合いを持つバラを贈ることで、自分の気持ちを花言葉として伝えられるでしょう。

カーネーション

花言葉:純愛、感謝

 

「母の日」に贈るお花として有名ですが、ポジティブな花言葉を持っていることから、お見舞いのシーンでも頻繁に贈られます。
カーネーションは比較的長い間鮮やかな姿を保てるため、相手が長期間療養する場合にも長くお部屋を明るく彩り続けるでしょう。
さらに、カーネーションは多くの色や品種が存在し、その中から相手の好みや状況に合わせて選ぶことができる点も魅力です。

 

お見舞いでお花を贈る際のマナー

生花は生き物であるため、多くの人が行き交う病院内ではある程度のマナーや配慮が必要です。
贈るお花を決めたら、お見舞いへ出向く前に確認しておきましょう。

生花の持ち込みが可能か確認する

病院内では、さまざまな病気やけがを患った患者さんや医療スタッフ、お客さんなど多くの人が行き交います。
そのため場合によっては生花が持ち込めないことがあるため、お見舞い先の病院へ確認しましょう。

 

またできるだけサプライズで贈りたい場合もあるでしょう。
しかし入院されている方が、生花を苦手としている可能性があります。
そして突然の訪問は相手に迷惑をかけるため、お見舞いに行く時間を伝えると同時に、生花を贈っても問題がないか尋ねましょう。

お見舞いへ出向く時間やタイミング

一般的には、入院の知らせを聞いたあとできるだけ早めに出向くことが良いとされています。
特に重病や大ケガをされた場合は、早めにお見舞いに行くことで相手の励みになるでしょう。
ただし、相手の状況によっては、一定の期間が経ってから行く方が良い場合もあります。
相手の意向を尊重しながら、適切なタイミングを見極めることが大切です。

 

また、お見舞いに行く際には、相手の体調や病状を考慮し、無理をさせないよう配慮することも重要です。
事前に相手や家族に連絡を入れてから訪問するなど、気配りが大切です。

まとめ

大切な方のお見舞いへ出向く際には、明るく心を穏やかにしてくれるお花を贈りましょう。
お花を贈る際には、鉢植えや暗い色合いのお花、ネガティブな花言葉を持つお花を贈らないよう注意が必要です。

 

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