ブログBLOG

公開日:

2023.06.22

最終更新日:

2023.08.08

開店祝いと言えば花輪!長年お祝いに使われてきた飾り物

開店祝いに「花輪」を初めて贈る際、手配の仕方や実物のデザイン、贈り方やマナーについて悩まれている方もいらっしゃるでしょう。

 

パチンコや開店予定の店舗の前に並んでいるところを見たことがあるとは思いますが、一つひとつが大きいため、相手に迷惑をかけないように贈って喜んでもらいたいですよね?

 

花輪は「花環」とも書くことがあり、大量のお花を輪の形に彩ったお祝い用の飾りで、数メートルにも及ぶものから卓上サイズの可愛らしいサイズまでさまざまです。

 

当記事では、花輪を贈る際にふさわしい主なシチュエーションや費用相場、贈り方やマナーについて解説します。

これから贈ることを検討されている方は、ぜひ最後までご覧ください。

 

贈るなら花輪がおすすめ!の主なシチュエーション

【引用】「biotop」(https://www.biotop.ne.jp/products/detail.php?product_id=162

)

 

道端でまれに見かける花輪ですが、実は開店祝いやおめでたい日のお祝いとして贈ることができます。

たとえば、お祝いとして花輪を贈るおすすめのシチュエーションは以下のとおりです。

 

・開店祝い、開院祝い

パチンコ店や商店などの店先で見かけることが最も多いのではないでしょうか?

非常にインパクトのある見た目をしているため、お祝いの気持ちと同時に日ごろの感謝が伝えられるでしょう。

またリニューアルオープンした際も、贈ってお店の前に飾ってもらうことで道行く人の目を惹くことができるため、開店したばかりや店内が新しくなったことを大きく宣伝できます。

ただし病院など、一部のお店に対しては花輪がふさわしくない場合もあるため注意が必要です。

 

・結婚式、お誕生日会、発表会

おめでたい日といえば、結婚式やお誕生日会、出演者の日ごろの練習成果を発揮する発表会などがあります。

フラワースタンドや花束を贈る方もいらっしゃいますが、華やかで豪華な花輪を贈ることで、お祝いの気持ちが相手に良く伝わります。

 

・お葬式

お葬式の会場でも白を基調とした花輪がよく贈られます。

供花として、故人をしのぶために豪華な花輪を贈ることで、盛大に見送る意味が込められています。

 

花輪の費用相場

 

企業としてお得意様先やお世話になっているお取り引き先へ贈る場合、花輪の費用相場はおよそ2~5万円です。

花輪は、専門店にてすでに用意されている既存の花輪から選んで贈ることが通常ですが、奮発するなら特注の花輪を造ってもらうこともおすすめです。

 

また多くの花輪専門店では、花輪の送料や回収費用も本体価格に含まれていることがほとんどのため、追加料金がかかりません。

 

花輪の手配から贈り方

 

花輪は、基本的には専門店からレンタルして贈り先で飾り、終了と同時に回収してもらい専門店へ返却するというスタイルです。

手配してから相手へ届き、回収するまでの流れは以下のとおりです。

 

・専門店へ花輪を注文する

花輪の専門店で、注文します。

専門店によっては送付可能な地域が限られているため、配送先エリアに相手のお店の住所が含まれているか確認しましょう。

注文は主にインターネットが便利です。

多くの専門店には公式サイトがあるため、花輪の大きさや色合いに注意し、画像を見ながら相手へ贈りたいデザインを決めます。

 

・贈り先の名前を記入する

注文時には必ず贈り先の名前が聞かれるため、誤字・脱字がないよう正確に伝えます。

 

・代金のお支払い

前払いで料金を支払うお店がほとんどです。

本体価格に送料と回収費用も含まれている場合は、一度お支払いすれば再び費用を支払う必要はありません。

 

・配送、設置

あらかじめ注文時に指定した日に、花輪の専門店が届けてくれます。

注文から配送まではおよそ3~5日ほどかかり、特注品の場合はおよそ1週間~10日前後かかる場合があるため、2週間ほど前から注文すれば余裕をもって相手へ届けられるでしょう。

また、花輪は配送した人が設置してくれる場合もあれば、自分で設置しなければならない場合があるため注意が必要です。

自分で設置しなければならない場合は、必ず設置方法を相手へ確認し、できれば自分が相手先へ出向いて設置することが望ましいでしょう。

 

・回収

開店してから数日ほど過ぎたら、花輪の専門店が回収に来てくれます。

回収はすべてお任せできるため、贈り手が出向く必要はありません。

ただし、あらかじめ回収に来てくれる日時を相手へ伝えておきましょう。

 

花輪を贈る際のマナー

 

花輪は見た目のインパクトがとても大きく、かつサイズも大きなものがほとんどです。

そのため、贈る際にはいくつか押さえておくべきマナーがあります。

お祝いの気持ちを伝えることはとても大切ですが、贈る側だけでなく受け取る側も気持ちよくやり取りすることができれば完璧です。

相手のことを思いやるために守っていただきたいマナーを解説します。

 

贈り先に花輪の可否について確認する

 

花輪を贈る際は、必ず相手へ送付の可否について確認しましょう。

というのも花輪は非常に大きな贈り物ですから、お店によっては設置するスペースがなかったり他店にとって営業妨害となったりする可能性があるためです。

 

サプライズで贈って相手を驚かせたい気持ちもあるかもしれませんが、内緒で贈ってしまうと、開店準備で忙しい相手にとっては迷惑に感じてしまう可能性があります。

そのため花輪を贈る際は、必ず以下について相手への確認および了承を得ておきましょう。

 

・花輪の送付の可否

・花輪の設置スペースの有無

・花輪の配送日時と回収日時

 

立札を添えてお贈りする

 

花輪には、必ず「ご芳名名札(ごほうめいなふだ)」を付けて贈ります。

花輪の下に「祝・~」と記載された看板が付いているところを見たことがあるでしょう。

ご芳名名札には、宛名・「祝 御開店」・贈り主を記載します。

宛名は、誤字脱字があると大変失礼にあたるため、文字は正確に把握しておき、注文時に伝えましょう。

 

開店までにお贈りする

 

花輪を贈るタイミングですが、できるだけ開店する直前までにお贈りしましょう。

開店直後は、お客様対応で忙しい可能性が高いため迷惑をかけてしまいます。

そのため、できるだけ開店する日の前日や開店当日の開店時間直前に贈ることが望ましいでしょう。

 

花輪を自身で設置する場合は、できるだけ自身が相手先へ出向いて設置しましょう。

強風で飛ばされないようブロックや柱に括り付ける作業が必要なため、贈り相手に手間が発生してしまいます。

 

まとめ

 

花輪の贈り方とマナーについてご紹介しました。

 

花輪は、矢で射る的をかたどって作られたため、縁起が良い物としてお祝い時のプレゼントでよく贈られていました。

花火のような見た目のインパクトと大きなサイズから、道行く人の目に留まるため、非常に強力な宣伝効果を発揮します。

 

同時におめでたいという気持ちと感謝の気持ちも大きく伝えられるため、受け取った側もきっと喜んでくれるでしょう。

 

しかし花輪を贈る際には守るべきマナーがあります。

相手に迷惑をかけることなく、お互いが気持ちよくやり取りを行えるようにするためには、あらかじめ花輪の送付の可否や置くスペースについて確認することが大切です。

 

華やかな花輪をスムーズに贈って、相手へ感謝とお祝いの気持ちを伝えましょう。

RECOMMEND関連記事