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公開日:

2025.08.27

最終更新日:

2025.08.06

役員就任祝いに贈る花|胡蝶蘭・観葉植物の選び方とマナー徹底解説

役員就任は、いち社員のなかでも極めて重要な節目のひとつです。新たな責任と重みを背負い、新体制を牽引していく立場となった方へのお祝いには、形式や印象を大切にした贈り物が求められます。

 

なかでも「花」は、見た目の華やかさだけでなく、贈る側の気持ちや敬意、そして成功を願う思いを繊細に伝えられるギフトとして多くの人に選ばれています。特に胡蝶蘭や観葉植物は、役員就任祝いにふさわしい高級感と格式を備えており、企業間の贈答や上司・取引先へのお祝いにも最適です。

 

しかし、花を贈る際には、贈るタイミングや相手との関係性、花の種類や本数など、押さえておくべきマナーや注意点もあります。本記事では、役員就任祝いにおすすめの花の種類とその選び方、ビジネスマナーとしての注意点まで、心を込めたフラワーギフトを贈るためのポイントを詳しく解説します。

 

役員就任祝いに花を贈る意味とその効果

 

役員就任祝いに花を贈ることは、ただの形式ではなく、相手の新たな門出や功績を讃える深い意味を持ちます。特にビジネスシーンにおいては、花は「祝意」や「尊敬の念」を視覚的かつ華やかに伝える手段として重宝されており、贈る側の気配りや礼節の表れでもあります。

 

胡蝶蘭や観葉植物のように、品格と華やかさを兼ね備えた植物は、オフィス空間を彩るだけでなく、「縁起物」としても喜ばれます。胡蝶蘭は「幸福が飛んでくる」、観葉植物は「成長」や「繁栄」といった前向きな花言葉を持ち、相手のこれからの活躍や発展を願う気持ちを象徴するのにぴったりです。

 

また、印象に残る花を贈ることで、「センスが良い」「細やかな心配りができる人」という評価にもつながり、今後の人間関係やビジネス上の信頼にも好影響を与えます。花を贈ることは、言葉では伝えきれない想いや敬意をスマートに表現する、価値ある贈り物といえるでしょう。

 

役員の就任祝いに人気の花トップ3

 

役員の就任祝いに贈るお花に迷ったら、ぜひ選んでいただきたいお花があります。定番でありながらも、見る人を心穏やかにさせてくれるうえ、花もちがよく感謝の気持ちを伝えやすいでしょう。

 

胡蝶蘭

 

胡蝶蘭は、役員就任祝いの贈答花として圧倒的な人気をほこる花です。

 

その最大の理由は、「見た目の格調高さ」と「縁起の良さ」にあります。大輪で優美に咲く姿は、まさに格式のあるビジネスシーンにふさわしく、企業や団体のエントランスやオフィスにもよく映えます。また、胡蝶蘭の花言葉は「幸福が飛んでくる」「純粋な愛」など、相手の未来を祝福するのにぴったりな意味を持ちます。鉢植えで長持ちすることから、贈り物としての「持続性」も評価されており、贈られた側は長期間その美しさを楽しめるのも魅力です。

 

さらに、ラッピングや立て札を添えて豪華に演出できる点も、ビジネスギフトとして選ばれる大きなポイントです。相手先に「礼を尽くす」意志をしっかりと伝えたい時に、胡蝶蘭は最も信頼できる選択肢といえるでしょう。

 

観葉植物

 

観葉植物は、就任祝いにおいても根強い人気を持つ贈り物です。

 

最大の理由は、「縁起の良さ」と「実用性」の高さにあります。観葉植物は根を張りながら成長する姿から「着実な成長」や「繁栄」を象徴し、企業の未来を祝う意味でも適しています。さらに、オフィス環境においてインテリアとしても馴染みやすく、空間を柔らかく演出する効果があります。手入れが比較的簡単で、品種によっては耐陰性もあるため、忙しいビジネスの現場でも育てやすい点も人気の理由です。

 

とくに、パキラやウンベラータ、フィカスなどの植物は「金運」「成功」といった意味合いも持ち、就任祝いに贈ることで縁起を担ぐアイテムとして喜ばれます。見た目の清涼感やナチュラルな印象もあり、男性役員・女性役員問わず贈りやすいのも大きな魅力です。

 

フラワーアレンジメント・花束

 

フラワーアレンジメントや花束は、自由なデザインと華やかさが魅力のギフトで、役員就任祝いにも人気です。

 

まず、贈る相手の好みや会社の雰囲気に合わせて花材・色合いをカスタマイズできる点が特徴で、オリジナリティある祝花を贈りたい場合に最適です。アレンジメントはそのまま飾れる状態で渡せるため、受け取った側の手間がかからず、開封後すぐにオフィスや会場に設置できるという利便性も魅力です。

 

なかでも花束は、セレモニーや記念式典の場で直接手渡すギフトとして重宝され、感謝や祝意をダイレクトに伝えられます。どちらも季節感や花言葉を活かした演出が可能で、胡蝶蘭や観葉植物よりも柔らかくカジュアルな印象を持たせられるため、企業間の距離感や関係性に応じて柔軟に選べます。

 

役員就任祝いにおける贈答マナー

 

役員の就任祝いを贈る場合、相手に対して失礼がないように、お互い気持ちよく贈りたいものです。また、マナー違反をしてしまうことで、本来であればよりよい関係が築けるはずが、相手に不快感を与えることにもつながります。心得ておきたいマナーについて解説します。

 

贈るタイミング

 

役員就任祝いとしてお花を贈る際は、「就任日から1週間以内」を目安に贈るのが一般的です。

 

とくに、正式な発表や就任式の直後に届くよう手配するのが理想的です。早すぎると就任が未確定な印象を与えてしまい、遅すぎると祝意の伝わり方が弱くなってしまうため注意が必要です。企業によっては内々での就任と、社外へ向けた正式発表に時間差がある場合もあるため、日程の確認は必須です。

 

また、役員の就任に合わせて贈られる胡蝶蘭などの大きな鉢植えは、企業の受付や執務スペースに設置されることが多く、事前に贈り先企業へ「お花を贈っても差し支えないか」や「送り先の住所や部署名」などを確認する配慮も大切です。

 

贈るお花の予算

 

役員就任祝いのお花の予算は、相手との関係性や企業の規模にもよりますが、一般的には10,000円~30,000円程度が相場です。

 

とくにビジネスでのお付き合いが深い取引先や、自社の重役への贈答であれば、20,000円以上の胡蝶蘭や豪華な観葉植物を選ぶことが多いです。胡蝶蘭は花の段数によって価格が変わり、3本立ちで15,000~30,000円程度が主流です。これより高価な5本立ち以上の豪華なタイプは、より格式の高い贈答に用いられます。

 

一方、個人として贈る場合やそこまで関係が深くない場合には、フラワーアレンジメントや花束で5,000~10,000円程度の予算で選ぶことも適切です。

 

いずれの場合も、相手に過剰な気遣いをさせない範囲で、気持ちが伝わる予算感を意識することがマナーといえるでしょう。

 

立て札・メッセージカードの書き方

 

役員就任祝いの花には、立て札やメッセージカードを添えるのが一般的です。ビジネス上の正式な贈答では、立て札を付けることが多く、内容は「祝 役員ご就任」などの祝意と、贈り主の社名・肩書・氏名を記載します。

 

立て札の文例としては、「祝 取締役ご就任 株式会社〇〇 代表取締役 〇〇〇〇」などが基本です。縦書きが一般的で、見やすく読みやすいレイアウトが好まれます。一方、ややカジュアルな関係性や個人で贈る場合には、メッセージカードを添えると温かみが出ます。

 

避けた方がよいお花の種類

 

役員就任祝いでは、華やかさと格式が求められるため、縁起や印象の面で避けた方がよいお花も存在します。

 

まず、仏事を連想させる菊や白百合などは避けた方が無難です。これらの花は葬儀や法要で使われることが多く、ビジネスシーンでのお祝いにはふさわしくありません。また、花びらが落ちやすい花(例:芍薬やポピー)も縁起が悪いとされる場合があります。さらに、「別れ」や「散る」ことを連想させるような、ドライフラワーや枝もの、棘のあるバラなども注意が必要です。香りが強すぎる花も、オフィス環境での迷惑になる場合があるため、選定には配慮が求められます。

 

基本的には、明るく清潔感のある色合いで、長持ちしやすく管理が容易な花が好まれる傾向にあります。

 

まとめ

 

役員就任という大きな節目には、相手の新たな門出を祝うと同時に、これからのさらなる活躍を願う気持ちを形にして伝えることが大切です。なかでも胡蝶蘭や観葉植物は、格式や縁起の良さから、多くの企業間やビジネスパーソンに選ばれているフラワーギフトです。贈る際には、花の色や本数、贈るタイミング、立札の書き方といった細やかなマナーにも気を配ることで、相手に対する敬意や心遣いがしっかりと伝わります。

 

大阪・心斎橋のお花屋さん「biotop」では、さまざまな贈答シーンにふさわしい高品質な花を取りそろえており、ラッピングや配送までていねいに対応します。大切な方の役員就任祝いには、心に残る一鉢を贈ってみてはいかがでしょうか。

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