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公開日:

2023.05.23

最終更新日:

2023.05.23

【診療別】開院祝いに贈るときのお花の選び方や相場をご紹介

親しい友人や取引先の方がご自身の病院を開院する際、お祝いとしてお花を贈ろうとお考えの方もいらっしゃるでしょう。

しかし初めて贈るときは、開院祝いとして適切なお花の種類や費用相場が悩ましいところです。

 

実は贈り先の病院が、内科や歯科、美容外科などどのような診療を専門に取り扱っているかで贈るべきお花が異なります。

場合によっては相手や患者さんに迷惑をかけてしまう可能性があるため、お花選びは慎重に行ったほうが良いでしょう。

 

当記事では、相手へ贈りたいおすすめのお花を診療別にご紹介します。

また贈る際のマナーについても解説しますので、開院祝いを検討されている方は参考にしてください。

 

1.【診療別】開院祝いにふさわしいお花の選び方

 

病院や医院へ開院祝いを贈る際、実は贈り先の専門分野により、贈るお花としてふさわしい種類があります。

お祝いですから、相手に不快感を与えることなく喜んでもらいたいものです。

開院祝いにふさわしいお花の種類や選び方を診療別にご紹介します。

 

1-1.内科

 

【どのようなお花が良い?】

内科は主に肺や呼吸器系の診察を行う診療科です。

患者さんの多くは喘息や肺炎など、早めの回復が望まれる病気ばかり。

そのため花粉を飛ばさない、アレルギー反応が起こりにくいお花を選定しましょう。

 

【ふさわしいお花と相場】

「幸福がやってくる」という花言葉の「胡蝶蘭」がおすすめです。

昨今ではサイズが小さく可愛らしい「ミディ胡蝶蘭」を販売されており、場所を取らないため喜ばれるでしょう。

(費用相場)20,000~50,000円

 

1-2.外科

 

【選定におすすめなお花】

主にがん治療や臓器に関する異常を見つけて治療してくれる診療科です。

内科と比較して肺やアレルギーとは離れるため、贈れるお花の自由度が上がるでしょう。

 

【ふさわしいお花と費用相場】

贈るお花に迷ったなら白い「胡蝶蘭」がおすすめです。

ほかにも黄色やピンクなど、明るい色を選択しましょう。

ほかにも観葉植物やフラワーアレンジメントもおすすめです。

(費用相場)30,000~40,000円

 

1-3.小児科

 

【選定におすすめなお花】

子どもの状態や異常を診察し治療してくれる診療科です。

親子が多く訪れることから、明るいお花やユニークなお花のプレゼントを贈ると、大変喜ばれて院内に飾ってくれるでしょう。

 

【ふさわしいお花と費用相場】

「プリザーブドフラワー」なら水や肥料を必要としないため、衛生面でも安心です。

また子どもに安心感とリラックス効果を与える観葉植物もおすすめです。

(費用相場)20,000~30,000円

 

1-4.皮膚科

 

【選定におすすめなお花】

皮膚科の院内には、皮膚にアレルギーをお持ちの方が来院される場合があります。

そのため、咲きはじめや蕾の状態の切り花や、花粉が舞いやすいお花は避けましょう。

またアレンジメントされたお花も、アレルギー反応を引き起こしてしまう方もいらっしゃるため、できるだけ避けたほうが無難です。

 

【ふさわしいお花と費用相場】

樹液が飛ぶ心配のない「パキラ」等の観葉植物や、プリザーブドフラワー、胡蝶蘭もおすすめです。

プリザーブドフラワーなら、かわいらしいケースに入った物から美しい器に入った物など様々あるため、選択肢が広がります。

また美しい見た目に受け取る方も喜んでくれるでしょう。

(費用相場)10,000~20,000円

 

1-5.産婦人科

 

【選定におすすめなお花】

産婦人科を訪れる患者さんの中には、体の変化により体調が不安定な方や、つわりで気分がすぐれない方もいらっしゃるため、香りが強いお花はやめましょう。

女性の方が多く来院されるため、淡い桃色や水色、白色など可愛らしい見た目と色のお花がおすすめです。

 

【ふさわしいお花と費用相場】

プリザーブドフラワーや香りがないフラワーアレンジメントがおすすめです。

おしゃれな見た目の器に入ったお花なら、受け取った相手や患者さんをリラックスさせることができるでしょう。

(費用相場)20,000~30,000円

 

1-6.歯科

 

【選定におすすめなお花】

主にお口の中を専門に扱う病院のため、選べるお花の選択肢が広いです。

患者さんの中には、歯医者さんに対して苦手意識を持っている方もいらっしゃるため、黄色やオレンジなど、明るく元気が出るような色のお花がおすすめです。

 

【ふさわしいお花と費用相場】

控えめなお花よりも、元気いっぱいのお花が器の中に入ったフラワーアレンジメントがおすすめです。

また、置き場所に余裕がありそうならフラワースタンドもよいでしょう。

お花の香りには、リラックス効果が得られる成分が含まれていると言われているため、優しい香りのお花をプレゼントしても喜ばれます。

(費用相場)20,000~50,000円

 

1-7.眼科・耳鼻科

 

【選定におすすめなお花】

お手入れが簡単で目に優しい観葉植物などがおすすめです。

カウンターに飾れる小さなものでもよいですが、目に留まりやすく空気をきれいにしてくれる効果もあるため、やや大きめな観葉植物も良いでしょう。

 

【ふさわしいお花と費用相場】

青々とした緑の葉っぱが多い、ねじれた幹がユニークな「パキラ」や、お手入れの手間や頻度が少ない「オーガスタ」などがおすすめです。

実は観葉植物にも花言葉があり「パキラ」には「快活」、「オーガスタ」には「輝かしい未来」という意味があります。

(費用相場)20,000~40,000円

 

1-8.美容外科

 

【選定におすすめなお花】

美意識が高い方やきれいになりたいと思い通う方が多くいらっしゃるため、華やかな見た目のお花が望ましいでしょう。

ただし赤色のみで構成されたお花は「火事」や「赤字」を連想させるため、縁起が悪いとされています。

 

【ふさわしいお花と費用相場】

美しく高貴なイメージのある胡蝶蘭がおすすめです。

ほかにも、生けられた器がかわいらしいプリザーブドフラワーやフラワーアレンジメントなども良いでしょう。

お花屋さんで購入するのも良いですが、ギフトショップにも華やかなお花の商品が売られています。

(費用相場)20,000~40,000円

 

2. 開院祝いにお花を贈るときのマナー

 

開院祝いとして病院へお花を贈る際は、心得ておくべきマナーがあります。

マナー違反をしてしまうと、お祝いの気持ちを込めてお花を贈ったにもかかわらず、相手に迷惑をかけたり不快感を与えたりする可能性があるでしょう。

お花を選んだ後に意識していただきたいマナーについて解説します。

 

2-1.贈るべきタイミング

 

開院日の前々日までに贈ることをおすすめします。

当日は開院準備に忙しいため、小さいお花なら問題ありませんが、大きなお花を贈った場合、置き場所を探したりお花を生けたりする手間が発生します。

また開院後は患者さんの対応で忙しいため、避けたほうが良いでしょう。

 

2-2.贈るお花の相場

 

診療別におすすめのお花の費用相場を記載しましたが、贈り先と自身との関係によっても、お花の適切な相場があります。

関係性とお花の費用相場は以下のとおりです。

 

自身と相手の関係

費用相場

自身にとってのお得意様または取引先

30,000~50,000円

親戚または家族

10,000~30,000円

友人または知人

5,000~10,000円

 

ビジネス関係にある場合は、今後ともより良い関係を築くために、それなりの予算をかけてお花を選びましょう。

また親戚や家族、友達や知人などビジネス関係にない場合は、あまり高価なお花を贈ると恐縮してしまうため、手軽に飾ってもらえやすいお花がおすすめです。

 

2-3.適切な贈り方

 

お花には、立札やメッセージカードを添えて贈りましょう。

スタンドフラワーのような大きなお花の場合は「祝(相手の院名)」と書かれた立札を添えて、小さなお花や華やかなデザインの物ならばメッセージカードがおすすめです。

 

そして可能ならば直接医院へ出向き、お祝いの言葉と共にお花を手渡しでプレゼントしましょう。

ただし取引先などビジネスの関係にある場合は、あらかじめ訪問に都合がよい時間帯を聞いておくことをおすすめします。

遠方にいるためどうしてもお花を直接渡せない場合は、宅配便で贈りましょう。

手渡しでない場合は、どのような関係であろうとも、あらかじめ相手に配達可能な時間について聞いておきます。

 

3.まとめ

 

開院祝いとしておすすめのお花を診療別にご紹介しました。

また贈る際のマナーについても併せて解説したため、相手や患者さんに不快感を与えずプレゼントして喜んでもらえるでしょう。

お花は、見た目や香りで人に対してリラックス効果を与えてくれる素晴らしい贈り物です。

 

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