公開日:
2024.08.20
最終更新日:
2024.08.20
男性の送別会に花束を贈る際のポイント・お花の選び方について
職場を退職される男性の上司または同僚へ、日ごろの感謝の気持ちと今後の人生がより良いものであるようにと願う気持ちは、ぜひ花束にして贈りましょう。
お花は見た目の華やかさやかわいらしさから、女性に贈るものではないかと思う方もいらっしゃるでしょう。
しかし性別や年齢問わず、お花を贈られたら誰でも幸せな気持ちになるものです。
当記事では、男性の送別会のときに贈りたい花束や贈る際のポイントについて解説します。
花束を贈るまでの流れ
男性の上司や同僚の送別会が行われる場合は、当日に花束が渡せるように準備と手配が必要です。
花束をプレゼントするまでの段取りについて解説します。
プレゼントする花束の連名を定める
花束は個人で贈ってもよいですが、送別会を開くならば、できるだけ同じ部署の人や複数人で一つの花束を贈りましょう。
複数人が個別でプレゼントを贈ると、受け取った方は持ち帰ることが大変です。
またできるだけ連名を多く募ることで、一人ひとりが負担する金額は少なくて済みますし、花束を購入する予算が増えます。
そして一つの豪華な花束を贈ることで、より相手へ気持ちが伝わるでしょう。
連名を募るならば、同じ部署やチームなど、見知った人同士で組むことをおすすめします。
連盟に加わってくださった方の名前や人数を間違えないよう注意が必要です。
予算を決める
連名のメンバーが決定したら、花束の予算を決めます。
人数が多ければ多いほど予算が増えて豪華な花束が購入できるでしょう。
ただし予算は、贈る相手の役職や年齢、自身との距離感において決めることが大切です。
たとえば20~30代の同僚であれば、数万円の、両手で抱えるくらいの花束ですといささか大げさかもしれません。
片手で持てるサイズの、アレンジメントされた花束が最適でしょう。
一方で、10年以上も指導をしてくれた定年退職をなさる上司へは、これまでの感謝の気持ちも大きくなるはずですから、それなりに豪華な花束で盛大に送り出したいものです。
贈る相手と連名の人数も考慮しつつ、花束を選びましょう。
また予算は、決定したら事前に連名のメンバーへ知らせておきます。
このとき「予算に対してアドバイスや意見がある方は~日までにお伝えください」としておくことで、トラブルが避けられます。
手配する係を決める
お花を手配する係を決めます。
連名を募った方が引き続き手配してもよいですし、交替でほかの方にお願いしてもよいでしょう。
手配する係は、連名に加わった方の名前と人数を把握しつつ、花束を購入するお花屋さんを探します。
花束は、購入時に自分のお金で建て替えて購入し、後日みなさんから代金を回収するスタイルの方が、トラブルが避けられるため安心です。
購入先のお花屋さんは、できるだけ送別会の会場から近いところで購入する方法がおすすめです。
遠方ですと、交通機関にトラブルが発生したときに花束が届けられません。
しかし昨今ではインターネットで注文して無料で配送してくれるお花屋さんも増えたため、気に入ったデザインがなければインターネットで購入して会場まで届けてもらう方法もあります。
お花を受け取る・届けてもらう
送別会当日に、注文した花束を受け取ります。
事前にお花屋さんと引き取り日時を決めておけば、スムーズに受け取って会場まで運べるでしょう。
インターネットまたは、やや遠方で注文した場合は、会場まで配達してもらいます。
その際には、いつまでにどこへ配送してほしいかしっかり伝えましょう。
花束を受け取ったら、相手に見つからないようこっそり会場から離れた部屋かクローク内に置いておきます。
男性へ贈りたいお花の選び方
花束に含めるお花は、お花屋さんにお任せでもよいですが、できれば自身で意味を込めたお花を選びたいものです。
相手に喜んでもらうためには、花束に含むお花の種類も慎重に考慮するとよいでしょう。
男性へ贈りたい花束のお花の選び方について解説します。
花束のメインカラーを決める
花束のメインカラーを決めましょう。
メインカラーを決めておくことで、周囲のお花屋全体的な色のバランスを整えやすくなります。
メインカラーを決める際には下記のポイントで考えるとよいでしょう。
・相手の好み
相手が好きな色や、お部屋のインテリアに合わせた色を選ぶことで、より相手に喜んでもらえます。また、相手の好きな花の色を取り入れることもポイントです。
・温かみのある色合い
オレンジや黄色、水色など淡く明るい色合いが望ましいでしょう。紫や濃い赤色など、きつい印象を受ける色は避けて、温かみのある印象が持てる色をメインカラーとします。
色は人それぞれの感性や感覚によるため、もし自信がなければお花屋さんへ相談して決めることもおすすめです。
季節で選ぶ
メインカラーが決まったり迷ったりした場合は、季節に合わせたお花で選びましょう。
季節ごとにおすすめの花束のお花をご紹介します。
・春
春は新しい生命や希望の象徴とされる季節です。桜やチューリップ、スイートピーなど、華やかで明るい色合いの花がおすすめです。特に桜は日本人にとって特別な意味を持つ花であり、春の訪れを感じさせてくれます。
・夏
夏は活気に満ちた季節であり、明るい色合いの花束が相応しいです。ひまわりや向日葵、アジサイなどが夏らしい花として人気です。暑い夏を乗り越える力強さや明るい気持ちを表現するためにも、夏らしい花束を贈ると良いでしょう。
・秋
秋は豊かな実りや落ち着きを感じる季節です。ダリアやキク、コスモスなど、落ち着いた色合いの花がおすすめです。秋の訪れや収穫の喜びを感じさせる花束は、贈り手の温かい気持ちを伝えられます。
・冬
冬は寒さを乗り越える力強さや温かさを感じる季節です。クリスマスローズやスノードロップ、カーネーションなど、寒さに負けない花がおすすめです。また、クリスマスにはヒイラギやユリなど、冬らしい花束も喜ばれるでしょう。
花言葉で選ぶ
お花にはそれぞれ花言葉があり、贈り物として相手に伝えたい気持ちを表現する手助けとなります。
たとえば、感謝の気持ちを伝えたい場合には「感謝」や「感謝の気持ち」を表す花言葉を持つお花を選ぶと良いでしょう。
また、健康や幸せを表現したい場合には、相応しい花言葉を持つお花が最適です。
送別会に贈る花束に含める花言葉としてふさわしいお花には、下記があります。
・感謝:カーネーション、ピンクのバラ、ガーベラ
・幸せ:カスミソウ、ヒヤシンス、ルピナス
・健康:ミント、マリーゴールド
花言葉でお花を選ぶ方法はとても粋であり、ワンランク上の贈り方であるともいえます。
お花屋さんから花言葉のアドバイスも聞けるため、ぜひ含めてみてください。
まとめ
送別会で相手へ花束を贈ることで、感謝の気持ちやお祝いの気持ちが伝えられます。
送別会に相応しい花束としては、温かみのある花束がおすすめです。
鮮やかな色合いや、シンプルなデザインの花束が好まれることもあるでしょう。
また、相手の好みや花言葉に合わせて花束を選ぶことも大切です。
好きな花や色を取り入れ、かつふさわしい花言葉を持つお花を取り入れれば、より喜んでもらえます。
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