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公開日:

2023.04.18

最終更新日:

2023.04.18

開店・開業祝いのお花の選び方やマナーについてご紹介!

開店・開業祝いで定番のお花は、商売繁盛やお店の繁栄を願う重要なギフトです。縁起を担いだり、店舗の雰囲気を華やかにしたりと、お花一つにさまざまな意味や役割が込められます。

 

お店のオーナーとの関係を築くうえでも重要な要素となるため、お花選びは慎重に行いましょう。本記事では、法人向けに開店・開業祝いのお花の選び方や費用相場、マナーについて解説します。開店・開業祝いのお花選びでお悩みの方は、ぜひ本記事を参考にしてください。

開店・開業祝いのお花の選び方

開店・開業祝いのお花は、オーナーとの付き合いの深さや規模など、TPOに合わせて選ぶ必要があります。開店・開業祝いのお花の選び方は、下記の条件を満たすものにしましょう。

 

●    お店の雰囲気に合わせて選ぶ

●    実用的なお花を選ぶ

●    縁起の良いお花を選ぶ

 

それぞれ詳しく解説します。

お店の雰囲気に合わせて選ぶ

まず第一に、お店の雰囲気に合わせてお花を選ぶようにしましょう。ブーケにしろフラワースタンドにしろ、基本的には店頭やカウンターの脇など、お店の目立つところに飾られることになります。

 

お店に来るお客さんの目につくところに置かれるため、贈ったお花がそのお店の印象付ける重要な要素になることを念頭におきましょう。明るいお店であれば色味が鮮やかな花を、ムーディーな飲食店などには大人っぽい印象のお花を贈るとよいでしょう。

実用的なお花を選ぶ

実用的なお花を選ぶのも、開業祝いのお花選びの重要な要素です。たとえば、生花ではなくプリザーブドフラワーや観葉植物を選ぶと、水換えや花がらを摘むなどの世話がいらないうえに、長い期間お店を彩るインテリアになります。

 

オーナーの人柄やお店の性質を見極めながら、どのようなお花であれば気に入ってもらえるかという基準で選びましょう。

縁起の良いお花を選ぶ

 

やはり開店・開業祝いはお祝い事であり、お店の記念すべき門出であるため、なるべく演出の良いお花を選ぶようにしましょう。開店・開業祝いで定番の胡蝶蘭は、「幸福が飛んでくる」という花言葉を持っています。

 

花言葉やオーナーの好きな花、良い逸話を持つ花などを贈ることで、商売繁盛など験を担ぐことで、お店が長きに渡って安泰であるように、とのメッセージを送れるのです。

開店・開業祝いにお花を贈るべき理由

開店・開業祝いにお花を贈るべき理由として、下記が挙げられます。

 

●    店頭にお祝いの花を置くことで、お客さんにお店が開店したことをアピールできる

●    草花を置くことで、お店の雰囲気を盛り上げてくれる

●    贈り主として企業の名前の札が掲げられるので、贈った企業のアピールにもなる

●    商売繁盛などの縁起を担げる

 

以上のように、お花ひとつにさまざまな意味や役割が込められているため、贈られるお店にとっても、贈る会社にとっても非常に重要な役割を果たすのです。お花は、お店の開店・開業を祝して今後の繁栄を願うことで、贈る側と贈られる側の架け橋となります。

開店・開業祝いのお花の目安相場

開店・開業祝いのお花の料金の目安は、どのような形式(タイプ)のものを選ぶかや、オーナーとの関係性、お店の規模によって大きく変化します。料金相場の目安としては、下記の通りです。

 

●    フラワースタンド:1.5~3万円

●    アレンジメント花:5千円~1.5万円

●    胡蝶蘭:1~3万円

●    花束(ブーケ):3千円~2万円

●    ドライフラワー:5千円~2万円

 

料金は地域やお店、使用する花によっても上下するため、注文する段階で花屋さんに予算を伝えておくようにしましょう。また、配送の場合には大きさによっても配送料が異なってくるため注意が必要です。

開店・開業祝いにおすすめのお花の種類

開店・開業祝いでは、お店の繁栄を願う縁起の良い花や、お客さんの目を引く花が良いでしょう。開店・開業祝いには、下記のものがおすすめです。

 

・胡蝶蘭

・アレンジメント花

・ドライフラワー

・花束(ブーケ)

・観葉植物

 

それぞれ詳しく解説します。

胡蝶蘭

胡蝶蘭は、開店・開業祝いで最もポピュラーなお花です。胡蝶蘭が選ばれる理由としては、下記が挙げられます。

 

●    「幸福が飛んでくる」という花言葉があり、縁起が良い

●    手入れが簡単

●    鉢物であるため、「根付く」という験を担げる

 

上記を見てわかる通り、胡蝶蘭は開店・開業祝いに適した条件がすべて揃っています。お祝いのお花としては無難である一方で、開店・開業祝いとして選ばれがちなお花であるため、他のお祝いのお花と被ってしまう可能性も高いです。

 

また、胡蝶蘭はお花が終わってしまったあとも、手入れをすれば枯れることがありません。

場合によっては開店・開業祝いの時期が終わってしまい、オーナーが胡蝶蘭の処分に困ってしまう可能性も考えられます。オーナーとの関係性や、お花が終わってしまったあとのことも考えて贈りましょう。

アレンジメント花

アレンジメントフラワーとは、カゴなどの容器の中に水を含んだスポンジを置き、お花の茎を生けたものです。ブーケのように全体のバランスを考えてデザインされており、カゴをそのまま置くことでインテリアにできます。アレンジメントフラワーは受け取ってすぐに飾れるため、お店の棚やカウンターに手軽に置いてお店の雰囲気を華やかにしてくれます。

ドライフラワー

ドライフラワーは、その名の通り枯れたお花のことを指します。また、ドライフラワーをブーケ状に束ねた壁掛け用のインテリアのことを「スワッグ」と呼びます。「枯れた花は、お祝いのお花としてそぐわない」という意見も見られますが、近年ドライフラワーがブームになっており、水やりなどの世話も必要ないため、開店・開業祝いとして喜ばれます。

 

特にカフェや美容院、アパレルなど、若い人が多くオシャレなイメージのあるお店だと喜ばれる傾向が高いです。ドライフラワーと同様に、特殊な液体に漬け込んでお花の美しさを保つプリザーブドフラワーも開店・開業のお祝いとして人気です。

 

ドライフラワーとプリザーブドフラワーは、色見や耐用年数にも差があるため、贈る際には贈り先に合わせて適宜選定をしましょう。

花束(ブーケ)

花束(ブーケ)もお祝いのお花として無難かつ人気が高いです。また、ブーケはオーナーに直接手渡しができるので、お祝いの気持ちが伝わりやすいというメリットもあります。

 

ブーケは他のお花と比べると安価なものが多く、事前にオーダーしなくても花屋さんの店頭ですぐに作ってくれるため、時間がないときにも便利です。ブーケのデメリットとしては、花瓶がない場合には飾るのが難しく、水換えの手間などが発生してしまうことです。

 

開店・開業で忙しいオーナーの負担になってしまう可能性もあるため、先方の都合や性格も踏まえて選びましょう。

観葉植物

一見、観葉植物というと地味な印象があるため、華やかな開店・開業祝いに適していないように感じますが、実はそうではありません。観葉植物は胡蝶蘭と同様に、鉢物であるため「根付く」という縁起の良い意味を持つ植物です。

 

また、観葉植物は枯れにくく、お世話も簡単で済むうえに、お店の雰囲気に馴染みやすいためインテリアとしても優秀です。観葉植物にはさまざまな種類があるため、花言葉やお世話のしやすさ、お店の雰囲気に合わせて選ぶと喜んでもらえるでしょう。種類によっては室内・屋外でも育てられるため、贈る相手や場所に適した品種を選ぶのがおすすめです。

開店・開業祝い時にお花を贈る際のマナー

開店・開業祝いはお祝い事である以上、マナーを守る必要があります。開店・開業祝いで避けるべきお花やマナーは、下記の通りです。

 

●    火を連想させるような、赤い花がメインのフラワースタンドやブーケ

●    縁起の悪いイメージや花言葉を持つお花

 

上記の事柄はマナーとして避けるべきですが、とはいえ赤いお花が絶対にNGだということではありません。オーナーが赤い色が好きだったり、お店のイメージカラーが赤だったりする場合には、アクセントとして赤い花が入っている開店・開業祝いでもよいでしょう。

自社と相手方との関係性を考慮したお花であれば喜んでもらえます。

まとめ

本記事では、開店・開業祝いのお花の選び方や種類別の費用相場、おすすめのお花と選び方のマナーについて解説しました。開店・開業祝いのお花は、オーナーとの関係性を円滑にする重要な役割を果たします。

 

そのため、お花選びは業種や店舗などを考慮し、最適なものを選びましょう。ぜひ本記事を参考にして、開店・開業祝いのお花選びに役立ててください。

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