公開日:
2024.09.25
最終更新日:
2024.09.25
カフェ・喫茶店の開店祝いに適したお花とは?お花の種類や贈る時のマナーを解説

自社にとってのお得意様や取引先が新しくカフェ・喫茶店をオープンする際、ぜひお花や観葉植物を持ってお祝いしましょう。
日ごろの感謝の気持ちを伝えると同時に、新しくお店がオープンできることをお祝いしたり今後のお店の発展を願ったり、お互いが幸せな気持ちになれるでしょう。
カフェ・喫茶店の開店祝いにふさわしいお花の種類や、贈る際のマナーについて解説します。
カフェ・喫茶店の開店祝いにおすすめなお花
カフェ・喫茶店といえば、お客さまがコーヒーや軽食を楽しみに訪れ、落ち着いたBGMを聞きながら穏やかな時を過ごすための場所です。
そのため贈り物として選ぶお花や観葉植物も、お店や内装の雰囲気にふさわしいものでなければなりません。
カフェ・喫茶店の開店祝いとしてふさわしいお花や観葉植物の種類について紹介します。
胡蝶蘭
胡蝶蘭は、開店祝いに贈られる定番のお花として大変人気があります。
最も選ばれることが多い色は白色ですが、昨今ではさまざまな色が販売されており、ピンク色や水色、黄色やオレンジ色などがあります。
他の人の贈り物とは異なるものを贈り相手を驚かせたいと思ったときは、ぜひ珍しい色の胡蝶蘭を贈るとよいでしょう。
さらに背丈が3~6cmほどの「ミディ胡蝶蘭」もおすすめです。
通常の胡蝶蘭は、大きな鉢植えに立派な茎とお花が生えており、茎の本数が多ければ多いほど豪華な見た目になります。
しかし一方で、小さいサイズの胡蝶蘭であるミディ胡蝶蘭であれば、設置するスペースなども気にせず飾ってもらう場所も選びません。
相手を驚かせると同時に見た目の愛らしさから喜んでもらえるうえ、カウンターや窓際などお客さんの目に留まりやすい場所に飾ってもらいやすいです。
そして胡蝶蘭は複数の茎とお花からなる植物ですが、決して偶数の本数を贈らないよう注意が必要です。
2本や4本などの偶数は、割れるや別れるなど縁起が悪い言葉を連想させてしまうため、お祝い事には適していません。
必ず3本や5本など、奇数の本数からなる胡蝶蘭を贈りましょう。
観葉植物
オシャレなカフェや喫茶店には必ずといってよいほど観葉植物が置かれています。
それは観葉植物が、インテリアとしてどのような雰囲気や内装にも合わせられるうえ、目に優しい緑色がお客様に安心感を与え、空気をきれいにする力があるためです。
そして実は観葉植物にも、お花と同様に花言葉を持っています。
たとえばカフェ・喫茶店の開業祝いにふさわしい花言葉を持つ観葉植物といえば、下記のようなものがあります。
・パキラ:快活、勝利
・オリーブ:平和、勝利、知恵
・ドラセナ:幸福、真実
・ユッカ:勇壮、偉大
・サンスベリア:永久、不滅
一つ置くだけでも存在感があるため、店内のシンボルツリーとしても最適でしょう。
さらに昨今の観葉植物はお手入れやお世話がとても簡単です。
土が完全に乾いたタイミングでお水をあげたり、直射日光に当たらない場所であればほとんど放置してもよかったりなど、贈り先の方に対して手間を取らせることがありません。
特に上記で紹介した種類は、これまで観葉植物を育てたことがない方にもおすすめです。
スタンド花
企業として、または同僚や先輩との連名でお祝いを贈るならば、ぜひ大きく華やかなお花を贈りましょう。
スタンド花は、金属製のカゴの中に複数のお花やバルーン、ぬいぐるみなどの飾りをふんだんに詰め込んだフラワーギフトです。
お花屋さんで注文することで希望の日時にお店まで無料で配送してくれるうえ、期間が過ぎたら回収に来てくれます。
基本的にはお花屋さんでレンタルする形態であり、配送から回収までがセットになっている場合がほとんどなので、贈り先に手間や負担をかけることはありません。
スタンド花は一つ設置するだけでも存在感が大きく、お店の前に飾ってもらうことで、カフェ・喫茶店が新しくオープンすることを周囲に宣伝する効果を持ちます。
そしてスタンド花には、お花だけではなくぬいぐるみやバルーンなどさまざまな小物も入れられます。
お店の雰囲気や内装にもよりますが、あまりにもイメージからかけ離れたものは送らないように注意しましょう。
そしてスタンド花には、必ず立札を添えて贈ることがマナーとされており、基本的にはお花屋さんが作成してくれます。
贈り元とお祝いのメッセージを大きく書くことで、自社の宣伝やお店との交友関係を周囲にアピールできます。
スタンド花はとても大きいため、設置するスペースがあるかあらかじめ確認してから注文しましょう。
フラワーアレンジメント・花束
可愛らしいバスケットやガラスケースにお花が入った、さまざまなフラワーアレンジメントが登場しています。
カフェ・喫茶店の内装に合いそうなものがあれば、ぜひ贈って飾ってもらいましょう。
斬新なデザインのフラワーアレンジメントもよいですが、花束を贈っても喜ばれます。
花束はそのまま花瓶に生けて飾れるよう、あまりお花の本数を増やし過ぎず、ほどよい量で贈ります。
アレンジメントや花束など、生花を贈る場合はできるだけ手間が少なく長期間楽しめるものがおすすめです。
最もおすすめのアレンジメントはプリザーブドフラワーです。
プリザーブドフラワーとは特殊な加工が施された生花で、水やりやお手入れをしなくとも、長期間楽しめるアレンジメントです。
生花のときの華やかさと艶、生き生きとした状態をお手入れの必要がなく長期間楽しめるため、カフェ・喫茶店に飾って楽しめます。
カフェ・喫茶店の開店祝いを贈るときのマナー
企業として、お得意様や取引先にカフェ・喫茶店の開業祝いを贈る際は、相手に筆例がないように贈る必要があります。
また開業当日や近い日には、相手の方は非常に忙しくされているため、贈り方や贈るタイミングにも配慮が必要です。
お花の相場
企業として贈る場合は、おおよそ1万円~2万円がふさわしいでしょう。
相手との関係性がとても強く、一番のお得意様であったりこれまで多くの場面でお世話になっていたりする場合は、より高価なお花をプレゼントしましょう。
しかしあまりにも高額な贈り物は相手も恐縮してしまうため、高くてもせめて5万円以内には収めることがおすすめです。
しかし、オープンするカフェ・喫茶店のイメージにぴったりであり、ぜひ相手に贈りたいと強く思えるものであれば、値段に関わらず選ぶことをおすすめします。
カフェ・喫茶店の開店祝いを贈るタイミング
お花や観葉植物を贈る最もよいタイミングは、オープンセレモニーやオープンイベント、ぺーティーなどが行われる日です。
当日はお店のお客さまが来ることはなく、相手の親族や友人、近しい人のみが招待される会ですので、好きなタイミングで贈れます。
しかしオープンを記念したイベントがない場合は、開店の1週間前後に贈りましょう。
開店前の場合はご本人がいない場合もあるため、あらかじめ会う時間を予約しておくか、開店後の比較的落ち着いている時間帯を狙って直接手渡しをしましょう。
遠方でどうしても手渡しができない場合は、お花や観葉植物を郵送します。
郵送する際は届く時間帯をあらかじめ相手に伝えて、スムーズに受け取れるよう配慮しましょう。
まとめ
お得意様や取引先など、ビジネスにおいて日ごろからお世話になっている方がカフェ・喫茶店をオープンする際は、ぜひ日ごろの感謝の気持ちとお店の繁盛を願い、お花や観葉植物を贈りましょう。
贈る側と受け取る側の双方が幸せになれるだけでなく、店内のインテリアにもなり、お店に訪れるお客さまを癒すことができるでしょう。
大阪府のお花屋さん「biotop」は、カフェ・喫茶店の開業祝いにふさわしいお花や観葉植物を取りそろえております。
スタンド花も取り扱っており、プロの専任スタッフが贈りたいプレゼントのイメージを伺いますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。