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公開日:

2024.06.20

最終更新日:

2024.06.20

退職祝いに贈るのにおすすめの花・花束とは?相場とマナーを解説

長年職場のために苦楽を共にしてきた方や、お世話になった方が退職するときは、ぜひお花を贈りましょう。
お花を贈ることは、相手に感謝の気持ちを伝える素敵な方法であり、その美しさや香りで、相手に喜びや感動を与えることができます。

 

また退職祝いにお花を贈る際は、その方の個性や好み、そしてお祝いの気持ちを表現できる花を選ぶことが大切です。
お花にはそれぞれ「花言葉」もあるため、言葉を考慮して選んでもよいでしょう。

 

退職祝いにふさわしいお花の選び方やおすすめの種類、そして相手に喜んでもらうために知っておきたい、退職祝いを贈る際のマナーについても解説します。

職祝いにお花を贈る理由

 

退職は、長い間勤め上げた先輩が新たな人生のステージへと歩み出す大切な節目です。

そのような大切な日には、心からの感謝と祝福の気持ちを込めて、お花を贈るとよいでしょう。

退職祝いとしてお花を贈ることには、下記のようなメリットがあります。

 

・見た目の華やかさでお祝いの気持ちを表現できる

お花は見た目の美しさで、どのような場面にでも華を添えます。色とりどりの花々は、視覚的にも楽しむことができ、退職という門出を華やかに彩ってくれるでしょう。また、お花はその存在だけで特別な雰囲気を作り出し、退職する方への敬意と祝福の気持ちを明確に伝えられます。

 

・心を込めたメッセージを添えられる

お花にはそれぞれ花言葉を持っています。たとえば、バラは「愛情」、カーネーションは「感謝」、ユリは「純粋」など、花言葉を知ることで、贈る相手への思いをより深く伝えられます。退職祝いに添えるメッセージカードと合わせて、心からの感謝や尊敬の気持ちを伝えましょう。

 

・長く楽しめる

生花はもちろんのこと、最近では長持ちするプリザーブドフラワーやアートフラワーも人気です。これらは数週間から数ヶ月、場合によっては数年間美しさを保てるため、退職した方が新しい生活を始める際のインテリアとしても長く楽しんでもらえます。

 

・どのような人にも喜ばれる

年齢や性別に関わらず、お花は幅広い層に受け入れられる贈り物です。特に退職される方が女性であれば、お花は非常に喜ばれることが多く、男性でも生活の中で自分ではなかなか買わないお花を贈られることで、新鮮な驚きや喜びを感じてもらえるでしょう。

 

・様々な価格帯から選べる

お花は予算に応じて様々な価格帯から選べます。少し手軽なブーケから豪華なアレンジメントまで、贈り主の気持ちや退職される方の人柄を考慮しながら選べる点も魅力です。

 

・送別会の雰囲気を和ませる

送別会の場では緊張感や寂しさが漂うこともありますが、美しいお花はその場の空気を和ませてくれます。また、お花を贈られた方が持って帰る姿も美しく、見た目にも心にも残る素敵な記念となるでしょう。

 

・遠方でも贈れる

現在ではインターネットを通じて全国各地にお花を発送できます。遠方に住んでいても、直接会って退職祝いを渡せない場合でも、お花を送って心からの祝福を伝えられます。

 

複数の理由から、退職祝いにお花を贈ることは非常に相手にとっても自身にとっても良いことづくしです。

メッセージ性があり利便性も高いため、退職祝いの贈り物を検討されている方は、ぜひお花を贈りましょう。

退職祝いに贈るお花の選び方

退職祝いに贈るお花は、もし事前に分かるのであれば、相手の好みで選ぶとよいでしょう。
相手が好きな色や花の種類、そしてご本人の雰囲気に合うタイプのお花などを考慮して選ぶと喜んでもらえるはずです。

 

そして退職祝いは、これまで職場のために尽くしたり努力をしてきたりした方へ「お疲れ様です」という意味合いと感謝の気持ちを込めて贈るものでもあります。
そのため、明るく華やかな色合いのお花や、豪華なアレンジメントなどを選ぶと相手に喜んでもらえるでしょう。
また相手に感謝の気持ちを伝えたい場合は、贈るときの季節の花やシンプルなアレンジメントなどがおすすめです。

 

そしてお花にはそれぞれ花言葉があり、その花言葉によってメッセージを表現することができます。
退職祝いに贈るお花も同様で、相手への感謝や新たなスタートを祝福する気持ちを込めて花言葉を考慮してお花を選ぶと良いでしょう。

 

たとえば、感謝の気持ちを込めるならば「カーネーション」や「バラ」を、新たなスタートを祝福する気持ちを込めるならば「ユリ」や「オーキッド」などがあります。

退職祝いに贈るおすすめのお花

退職祝いに贈るお花の選び方については前述した通りですが、具体的なお花の種類についても、性別ごとにおすすめをご紹介します。

男性へ贈る場合

男性にお花を贈る場合は、一般的には派手すぎず落ち着いた雰囲気のものが好まれることが多いです。
主に下記のお花を織り交ぜたフラワーアレンジメントや花束を贈ってはいかがでしょうか?

 

◆スプレーマム
お花屋さんの店内などで見かけたことがあるかもしれません。スプレーマムには、「感謝」「敬意」「尊敬」などの意味があります。退職祝いに相応しく、シンプルで落ち着いた色合いの花姿は、男性にも受け入れやすく、贈りやすいお花です。

 

◆オーキッド
ラン科のオーキッドは、高級感や品格を感じさせる花として知られています。上品な雰囲気を演出したいときにオーキッドはおすすめです。特に、シンプルな白いオーキッドは清潔感があり、新たなスタートを切る男性への贈り物として最適でしょう。

 

◆バラ
バラは、その美しい花姿と豊かな芳香から愛される花として知られています。退職祝いに贈るなら、シックな色合いのバラがおすすめです。例えば、赤や濃いピンクなど落ち着いた色味のバラは、男性にも喜んでもらえるでしょう。

 

◆胡蝶蘭

胡蝶蘭は優雅で上品な花であり、相手に贈ると高級感や気品を表現できます。また、胡蝶蘭は長寿と幸福を象徴する花としても知られています。退職後の新たな人生のスタートに向けて、幸せな未来を願う気持ちを込めて贈れるでしょう。鉢植えで贈るイメージがありますが、昨今では花束の製品もあり、贈りやすくかつ相手も持ち帰りがしやすいよう工夫されています。さらに白だけでなく淡い紫色も大人っぽい見た目で魅力的です。

 

◆スイートピー

スイートピーは、その美しい色合いと豊かな香りで知られており、新たな始まりや幸せを象徴する花として人気があります。退職は新たな人生の始まりを意味し、その節目を祝福するにはぴったりの花です。またスイートピーは花言葉として「感謝」や「幸福」を持っており、これらのメッセージを込めて贈れます。

 

女性へ贈る場合

退職祝いを贈る相手が女性の方であれば、華やかでかわいらしいお花をお贈りしましょう。
迷われた際は、ぜひ下記の種類のお花を交えてみてください。

 

◆カーネーション
カーネーションは母の日や敬老の日などに贈られることが多い花ですが、退職祝いにもぴったりです。特にピンクや赤のカーネーションは感謝や愛情を表す花言葉があり、退職した女性への感謝の気持ちを伝えることができるでしょう。

 

◆ユリ
ユリは清楚なイメージがあり、上品さや気品を表す花として知られています。白いユリには純粋さや優雅さを表す花言葉があり、女性へのリスペクトや感謝を伝えることができます。

 

◆アジサイ
アジサイはその豊かな色合いや存在感から、女性に人気のあるお花です。特にパープルやブルーのアジサイは感謝や祝福を表す花言葉があり、女性の退職祝いに相応しいお花といえます。

 

◆バラ(ピンク)
退職祝いにピンクのバラを贈ると、ステキな色合いと可愛らしい見た目に、相手へ特別感を与えられるでしょう。ピンクのバラは愛情や感謝の気持ちを表す花として知られており、相手に対する深い感謝の気持ちを伝えられます。また、ピンクの色は優しさや幸福を象徴しており、新たな人生のスタートに向けて相手の幸せを願う気持ちを表現できます。さらに、ピンクのバラは女性らしい優雅さや美しさを表す花としても知られており、女性の方への贈り物としても最適です。退職祝いは新たな人生の始まりを祝う特別な機会ですので、ピンクのバラを贈ることで相手に特別感を与え、喜んでもらえるでしょう。

 

◆ガーベラ

ガーベラは、その明るい色合いや美しい形から、退職祝いの贈り物としてぴったりの花です。ガーベラには、明るさや希望、感謝の気持ちを表す花言葉があります。退職は新たなステージへのスタートであり、その新たな挑戦に対するエールとして、ガーベラは最適な花言葉を持っています。また、ガーベラは長い間鮮やかな姿を保てるため、相手に長く喜んでもらえる点も魅力です。

 

退職祝いにお花を贈るときのマナー

退職祝いに贈るお花選びはとても重要です。
しかし同時に気を付けたいことが、退職祝いを贈るときのマナーです。
マナーを守って贈ることで、相手も心から喜んでくれることでしょう。

選ばないほうがよいお花

 

退職祝いには、基本的には気持ちがこもっていればどのようなお花でも喜んでもらえます。

しかし、なかには人によってはあまり好感が持たれなかったり不吉とされたりしている種類があり、そのようなお花は贈るべきではないでしょう。

 

【避けるべきお花の種類】

 

・ドクダミ

ドクダミは、その名の通り「毒を断つ」とされる薬効がありますが、強い匂いが特徴で、お祝いの席には不向きとされています。

 

・ユリ

ユリの花は美しいですが、一部では「別れ」を意味する花とされており、退職祝いには適していないとされることがあります。特に白ユリは葬儀で使われることが多く、忌み花とされることも。

 

・キク

キクは長寿を象徴する花ですが、葬儀で使用されることも多く、色によっては喪の意味を持つため注意が必要です。

 

【避けるべき色】

 

・黒色

黒色は格式高い色とされますが、同時に喪や悲しみを連想させる色でもあります。明るい未来への門出を祝う退職祝いには不向きです。

 

・暗い色合いの紫色

紫色は高貴な色として知られていますが、日本では過去に喪服の色として使われた歴史があります。そのため、一部では忌避されることもあります。

 

退職祝いのお花を選ぶ際には、相手の好みや文化的背景を考慮することが大切です。上記で挙げたような種類や色を避け、明るくポジティブな印象を与えるお花を選ぶようにしましょう。たとえば、元気な印象のある向日葵(ひまわり)や、華やかなカーネーション、希望を象徴する桜などがおすすめです。色では、黄色やピンク、オレンジなど温かみのある色合いが好まれます。

 

最後に、退職する方への感謝の気持ちやこれからの歩みを応援する心を込めて、最適な花選びをしてみてください。

退職祝いに贈るお花の費用相場

お花は、花束やアレンジメントのサイズや種類、使用される花材の種類や数によって価格が異なります。
またお花屋さんによっても価格設定は異なるため、相場を知っておくことが大切です。

 

一般的な相場としては、小さな花束やアレンジメントであれば3000円~5000円、さらに大きなものや高級な花材を使用したものであれば8000円~1万円以上のお花を用意するとよいでしょう。
季節や需要によっても価格は変動するため、事前に相場を調べておくことがおすすめです。

 

また、オプションとして花束やアレンジメントにメッセージカードや特別なリボンを付け加えることもでき、おおよそ数百円から1500円であることがほとんどです。
これらも費用がかかることを忘れないようにしましょう。

 

最近では、オンラインショップやフラワーデリバリーサービスも充実しており、自宅や職場から簡単に注文ができます。
その際にも価格比較をしてお得な商品を見つけることができるかもしれません。

メッセージカードの書き方

 

退職を迎える方へお花を贈る際は、ぜひメッセージカードも添えるとよいでしょう。

お花が持つ花言葉だけでも十分に気持ちは伝わりますが、花言葉が分かりにくかったり種類が多かったりする場合は、メッセージカードを添えることでシンプルに気持ちが伝えられます。

メッセージカードの書き方や手順についてご紹介します。

 

・相手への感謝の気持ちを述べる

まずは、共に働いた時間に感謝の気持ちを表現しましょう。一緒に過ごした思い出や、相手が会社に貢献したことなど具体的に触れると良いでしょう。

 

例: 「長年にわたり、私たちのチームを支えてくださり、誠にありがとうございました。」

 

・退職後の幸福を祈る

次に、退職後の新しい生活への祝福の言葉を添えます。未来への期待や希望を込めたメッセージが相手に勇気と喜びを与えるでしょう。

 

例: 「これから始まる新しい章が、幸多きものでありますように。」

 

・個人的なメッセージを加える

相手との個人的な関係性があれば、そのエピソードを交えたメッセージを書くことで、より心温まるカードになります。

 

例: 「あなたのユーモアが毎日の楽しみでした。これからも変わらぬ笑顔でいてください。」

 

・終わりに簡潔ながらも温かみのある言葉を

最後はシンプルで心温まる言葉で締めくくります。相手への敬意を示しつつ、前向きな印象を残すことが大切です。

 

例: 「心よりお祝い申し上げます。末永くお幸せに。」

 

退職祝いの花に添えるメッセージカードは、一言一句に心を込めて書くことが重要です。

相手が読んだときに温かい気持ちになれるような、心からの祝福と感謝の言葉を贈りましょう。

これまでの感謝を伝えつつ、これからの幸せを願う言葉は、退職する方にとってかけがえのない宝物となるはずです。

お花を贈るタイミング

退職祝いにお花を贈るタイミングは、退職の挨拶や送別会の際に贈るのが一般的です。

 

退職の挨拶では、相手に感謝の気持ちを伝えると共に、これからの新たな道での成功を願ってお花を贈れるでしょう。
送別会ならば、退職する人への感謝や祝福の気持ちを込めてお花を贈ることで、温かい雰囲気を演出できます。

 

また、定年退職や長年の勤務を終える場合には、退職日や退職後の新生活のスタート時にお花を贈ることもよいでしょう。
長年の勤務や貢献に感謝の気持ちを込めて、お花を贈れます。

お花を持ち帰りやすいよう工夫をする

退職祝いのお花は、持ち帰りやすいよう工夫して贈りましょう。

 

受け取った方は、お花を持ったまま職場へ来た時と同じ方法で帰宅します。
電車やバスに乗る場合、あまりにも大きな花束なら周囲の方へ迷惑をかけてしまうおそれがありますし、ご本人へ恥ずかしい思いをさせてしまう可能性があります。

 

お花は極力小さめのサイズを選び、片手で持てるサイズだとなおよいでしょう。
そしてお花屋さんで購入する場合は、持ち帰りやすいような包装をしてもらいます。
また、ラッピングペーパーやリボンを使って、華やかな雰囲気にしてもらうとなおよいです。

まとめ

退職祝いには、相手への感謝とねぎらい、そして新しいスタートへの成功を祈願してお花を贈ると大変喜ばれます。

 

お花を贈る際には、その花言葉や意味を考慮しながら相手にぴったりなお花を選ぶことがおすすめです。
また季節にあったお花や相手が好きなお花などもアレンジメントへ混ぜて贈ると、より喜んでくれるでしょう。

 

そして同時に退職祝いを贈る際のマナーも大切です。
お祝いにふさわしい費用相場を把握しておき、贈るタイミングも重要です。
退職の挨拶や送別会、新たなスタート時など、その時の状況や相手の状況に合わせてお花を贈ることで、喜んでもらえることでしょう。

 

ぜひ、大切な人への退職祝いにはお花を贈ってみてはいかがでしょうか?

 

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