公開日:
2025.06.20
最終更新日:
2025.06.20
法人向け|創立記念祝いの花を贈る際のマナーとおすすめなお花をご紹介

企業の創立記念日は、その会社の歩みと成長を称える大切な節目です。取引先やお世話になっている企業に対して、感謝や祝福の気持ちを込めてお花を贈ることで、取引先とよりよい関係が築けるでしょう。
しかし、どんな花を選べばよいのか?贈るタイミングや立て札の書き方は?など、意外と迷うポイントも多いものです。
この記事では、法人向けに創立記念祝いの花を贈る際に知っておきたい基本的なマナーや注意点、おすすめの花の種類について詳しく紹介します。
相手に喜ばれ、良好な関係を築くための参考にぜひお役立てください。
創立記念のお祝いにお花を贈るべき理由
創立記念・創業記念にお花を贈る行為には、企業や店舗の節目を祝福し、今後の発展を願う気持ちを形に表す意味があります。
お花には「繁栄」や「成功」「感謝」といった前向きな意味合いが込められており、華やかで印象に残りやすいため、贈る側の誠意や心遣いが相手にしっかりと伝わるでしょう。
とくに胡蝶蘭などの高級感のある花は、ビジネスシーンで好まれ、来訪者の目にも触れやすいため、企業の格や信頼感を引き立てる役割も果たします。また創業の節目に届いたお花は、贈られた側にとっても励みとなり、「これまで支えてくれた人たちへの感謝」や「新たな一歩を踏み出す決意」を再確認するきっかけにもなります。
創立記念にお花を贈ることは、単なる贈答ではなく、相手の門出を祝い、今後の関係性を深めるビジネス上の大切なマナーともいえるのです。
創立記念のお祝いにおすすめのフラワーギフト
取引先の創立記念にお花を贈る際は、友人・知人へお花を贈る場合とは異なり、ある程度落ち着いた、かつ華やかな見た目のお花がおすすめです。お花の選定に迷った際に選びたいフラワーギフトを紹介します。
スタンド花
スタンド花は、見た目の華やかさと存在感から、創業記念などのお祝いシーンに非常にふさわしい贈り物です。
会場の玄関や店舗前、オフィスのエントランスなどに設置することで、多くの人の目に留まり、「お祝いされている」という印象を強く演出できます。とくに来客や通行人が多い場所に設置されると、企業の信用度や注目度を高める効果もあります。
また立て札をつけることで贈り主の名前がはっきり伝わるため、ビジネス上のアピールとしても有効です。季節の花や企業イメージに合わせて色味を調整でき、センスと気配りが伝わる贈り物として取引先から喜ばれるでしょう。
胡蝶蘭
胡蝶蘭は、法人向けのお祝い花として最も格式高い贈り物のひとつです。
美しく優雅な見た目から「幸せが飛んでくる」という縁起の良い花言葉を持ち、繁栄や成功を願う気持ちを表現するのに最適です。加えて花もちがよく、手入れも比較的簡単なため、長期間美しい状態を保てるのも大きな魅力です。
創業記念という特別な節目には、その品格や高級感が相手の企業にふさわしい敬意を表し、信頼関係をより深める贈答品として重宝されます。また鉢植えタイプのため、屋内のエントランスや応接室などに置かれても空間に品格と華やかさを与えてくれます。
花束
花束は、コンパクトで持ち運びしやすく、感謝や祝福の気持ちを柔らかく伝えられる贈り物です。
創立記念の場で、直接手渡しできるため、相手の反応をその場で受け取れるのも魅力です。装飾的な華やかさよりも、温かみや親しみを重視したい場合に特に適しています。花束は季節や企業カラーに合わせて自由にアレンジができ、相手に合わせたオリジナリティのある贈り方ができるでしょう。
気軽でありながら、ていねいな気遣いを感じさせる贈り物として好印象を与えやすく、親密な関係を築いている取引先や、個人事業主などへのお祝いにぴったりです。
創立記念のお祝いを贈るときのマナー
創立記念にお花を贈ることで相手もきっと喜んでくれるでしょう。しかし、マナーをわきまえたうえで相手の状況を配慮しなければ、迷惑をかけることにつながります。最低限おさえておきたいマナーについて、解説します。
創立記念・創業記念は何年にお祝いを贈るべきか?
創立・創業記念のお祝いは、特に節目となる年数(1年目・5年目・10年目、以降5年ごと)に贈るのが一般的です。とくに10年・20年・30年などのキリの良い年には、多くの企業が記念行事を開催するため、お祝いの花を贈る良いタイミングです。ただし日頃から取引が深い企業であれば、毎年贈るケースもあり、関係性に応じて柔軟に判断しましょう。
お花の送付が可能か会場へ確認する
創立記念のイベントや式典が開催される場合、会場によっては花の受け取りができないケースもあります。スタンド花や鉢植えを贈る場合は、事前に会場の搬入可否や設置可能な時間帯、スペースなどを確認しておくのがマナーです。また、会社宛てに贈る場合も、業務の妨げにならないタイミングを配慮しましょう。事前確認をすることで、無用なトラブルを避けられます。
お花の予算は相手との関係性で決める
お祝いの花の予算は、取引先との関係性や贈るシーンに応じて柔軟に設定します。一般的な相場としては、スタンド花や胡蝶蘭なら1万円〜3万円前後、親しい関係であれば5万円以上の高級なものを選ぶこともあります。一方、カジュアルな関係なら5千円前後の花束でも失礼にはあたりません。過剰に高価なものを選ぶのではなく、気持ちが伝わる範囲で選ぶのがポイントです。
お花を贈るタイミングは1週間前から当日までがベスト
創立記念のお祝い花は、1週間前〜当日までに届くように手配するのが理想的です。早すぎるとイベント前に花が傷んでしまう恐れがあり、遅すぎると式典やイベントに間に合わない可能性があります。特に式典当日に飾ることが目的の場合は、時間帯指定や搬入条件も含めて慎重に調整することが大切です。適切なタイミングでの贈花が、相手への好印象にもつながります。
メッセージカードや立札を添える
創立記念のお花には、立札やメッセージカードを添えるのがマナーです。立札には「祝 創立◯周年」「御祝」などの文言とともに、贈り主の会社名と代表者名を明記します。メッセージカードを添える場合は、感謝や今後の発展を願う言葉を簡潔にまとめると好印象です。
お祝いとして避けるべきお花の種類や色合いに注意する
お祝いの場では、造花や不祝儀を連想させる花や色合いは避けるのがマナーです。たとえば、白一色の花や菊、カーネーション(白)は仏事を連想させるため不適切とされます。また、「別れ」や「枯れる」などの意味を持つ花も避けましょう。反対に、赤・オレンジ・黄色などの明るい色合いの花は、祝福の気持ちを華やかに伝えるのに適しています。花言葉や色の持つ意味にも配慮すると、よりていねいな印象になります。
まとめ
創立記念は企業にとって大切な節目であり、そのお祝いに花を贈ることは、感謝と敬意を伝えるビジネスマナーのひとつです。贈る際は、時期や会場の確認、立札の表記、花の種類や色合いなど、細かな配慮が求められます。相手との関係性に応じた予算や花のスタイルを選ぶことで、より印象深い贈り物になります。マナーを守りながら、心のこもったお祝いを届けましょう。
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