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公開日:

2024.05.21

最終更新日:

2024.05.21

公演・楽屋花の贈り方とは?マナーやお花選びのコツをご紹介

知り合いや、日頃からお世話になっている方や関係者が公演を開く際には、ぜひお祝いと感謝の気持ちを込めてお花を贈りましょう。

公演日に楽屋へお花を贈ることは、昔からの伝統のひとつとなっています。

花は、ミュージカル・演劇・舞台を手がける芸術家たちへ、祝福を表す素晴らしいプレゼントです。

本記事では、楽屋への花の贈り方について詳しくご紹介します。

お花の選び方

花の種類や色合いには意味があります。

そのため、上演される演目や公演のテーマに合わせた花を選ぶことが重要です。

花言葉や文化的な意味合いも考慮して、贈る花を選びましょう。

楽屋へ贈るお花の費用相場

楽屋花は、舞台やイベントなどで出演者やスタッフに贈られるお花のことです。

出演者や公演のスポンサーとして楽屋花を贈るときの費用相場は、さまざまな要素や自身の立場によって異なります。

一般的には、花束の大きさや種類、花材の選定、デザイン、配達費などが費用に影響を与えます。

 

まず、花束の大きさや種類によって費用が変わります。

一般的な花束であれば比較的リーズナブルな価格で購入でき、おおよそ1万円から2万円ほどがふさわしいでしょう。

公演や出演者にとって、特に中心的なスポンサーとして支援してきた場合は、奮発して3万円から5万円のお花を選ぶようにします。

特別な花材や大きな花束を選ぶ場合、費用が高くなります。

また季節や需要によっても価格は変動するため、予算に応じて適切な花材を選びましょう。

 

次に、花材の選定やデザインによっても費用が変わります。

希少な花材や特別なデザインをこちら側から希望する場合は、追加で費用がかかる場合があります。

要望がない場合は、お花屋さんのプロのスタッフにお任せで作ってもらいましょう。

さらに、配達費も費用に含まれる要素です。

 

多くの場合は費用に配達費が含まれている場合がほとんどですが、別途かかることもあるため事前に確認します。

特に遠方への配達や急ぎの場合は追加料金がかかることもあるため、配達費を含めた総額を把握しておきましょう。

楽屋へお花を贈る際のマナー

楽屋は出演者だけでなく多くのスタッフも出入りする場所であることから、事前に把握しておくべき情報や、現場の方に迷惑をかけないようマナーを知る必要があります。

贈り手側も受け取り手側も、お互いがよい気持ちで過ごせるよう楽屋にお花を贈る際のマナーについて解説します。

「楽屋花」と「公演祝い花」の違いを把握しておく

芸能界や舞台の世界では、公演や舞台の成功を祝うために花が贈られ、その中でも楽屋花と公演祝い花の2種類に分けられます。

楽屋花とは、舞台や公演に出演する俳優やアーティストなどの楽屋に贈られる花のことを指します。

舞台に立つ役者や出演者に対する労いや祝福の気持ちを表すものであり、その日の公演に向けての活力や幸運を願う意味が込められています。

一般的には、個々の出演者やスタッフに向けて贈られることが多く、その人それぞれに花束が贈られることが一般的です。

一方で公演祝い花は、舞台や公演そのものをお祝いするために贈られる花です。

舞台全体の成功を祈る意味合いがあり、出演者やスタッフ全体への感謝や祝福を表すものといえます。

大きな花束やスタンド花、アレンジメントが選ばれることが多く、会場全体を彩るために使用されます。

 

つまり楽屋花と公演祝い花は、贈られる対象やその意味合いにおいて異なります。

楽屋花は個々の出演者やスタッフへのエールや祝福を表すものであり、公演祝い花は舞台全体の成功を祈る意味合いが強く、出演者やスタッフ全体への感謝や祝福を表すものといえます。

また、お花を贈るタイミングも異なります。

楽屋花は公演当日や舞台終了後に贈られることが多いですが、公演祝い花は公演開始前や終了後など、より広範囲なタイミングで贈られることがあります。

 

さらに、花材やデザインにも違いが見られます。

楽屋花は個々の出演者やスタッフの好みやイメージに合わせて贈られることが多く、シンプルな花束やアレンジメントが一般的です。

一方で公演祝い花は舞台全体を祝うため、豪華で華やかなデザインや大きな花束が贈られることが多いです。

楽屋へお花を贈ってもよいかどうか確認する

楽屋花を贈ってもよいか、事前に公園のスタッフや担当者に問い合わせて確認をしましょう。

確認すべき事項は下記のとおりです。

 

・楽屋花の送付の可否

・贈りたい相手が会場にいる日時

・贈れるお花のサイズ制限

 

会場や公演によってはお花を受け付けていない、または一部からのお花しか受け付けていない場合があるため、企業としてまたはスポンサーとして贈っても問題がないか確認します。

また贈りたい相手によってはアレルギーの関係でお花や植物を苦手としている方もいらっしゃるため、贈っても問題がないか聞いておき、個人的な配慮も必要です。

また贈る相手が、公演期間中のどの日に出演するのかを把握します。

役柄によっては複数の役者さんと交替で出ている場合もあるためです。

楽屋によってはお部屋のスペースはさまざまであり、飾ることのできるお花の数が少ないこともあります。

そのため、贈れるお花のサイズ制限や規程についても確認すべきです。

楽屋花の渡し方

楽屋花は、注文したお花屋さんから会場の担当者へ手渡しで渡してもらうことが一般的です。

お花屋さんに渡してもらうときは下記について、伝えておきましょう。

 

・贈り先の会場

・渡してほしい日時

・贈る相手

・楽屋花であること

 

贈り先を伝えるときには会場名だけではなく、「会場名+公演名+~様楽屋気付」と伝えます。

また公演期間中は、出演者やスタッフの皆さんはとても忙しくされています。

自分から無許可でお花を渡しに行くと、会場の方へ迷惑をかけてしまう場合があるため注意が必要です。

またどうしても手渡しで渡したい場合は、事前に会場の担当者へ来場時間と受け渡し可能時間について打ち合わせをしておきましょう。

 

手渡しで渡す場合は、下記のポイントに注意するよう心がけます。

・花束は包装紙で包んで持参する

・贈る際には謙虚な態度で感謝の言葉を伝える

・贈る相手の立場や好みに合わせた花を選ぶ

・贈る際には簡潔な挨拶をしてから花束を手渡す

 

楽屋花を渡すタイミングは、一般的には舞台が終了した後に楽屋で贈ることが多いです。

しかし、会場での稽古初日や公演初日に贈ることもあります。

また出演者やスタッフそれぞれに個別に贈る場合と、全員にまとめて贈る場合もあります。

お花を選ぶ際の注意点

楽屋花を贈るシチュエーションは珍しいため、できるだけ楽屋花の注文を受け付けている、実績が豊富なお花屋さんがおすすめです。

楽屋花にふさわしいお花屋さんの特徴には以下のようなものがあります。

 

◆楽屋花にふさわしい豊富な品揃えがある

楽屋花には、様々なシーンや演目の雰囲気に合ったお花が必要です。そのため、楽屋花にふさわしいお花屋さんは、豊富な品揃えを持っています。季節ごとのお花や、イベントに合わせた特別なアレンジメントなど、幅広い選択肢を提供することが大切です。

 

◆お花の鮮度を厳格に管理している

受け取った方にできるだけ長くお花を楽しんでもらうためには、お花の鮮度が大切です。定期的な入荷や厳格な管理によって、常に新鮮なお花を提供してくれるお店を探しましょう。

 

◆楽屋花にふさわしいアレンジメントやデザインを提案してくれる

楽屋花は、会場の雰囲気や演目のテーマに合わせたカスタマイズが必要なため、ふさわしいアレンジを提案してくれるお店で選びましょう。お花の色や種類、アレンジメントのスタイルなど、複数の提案をしてくれるお店であればなおよいです。

 

◆配達における注意点やアドバイスをしてくれる

なかには楽屋花を初めて贈る方もいらっしゃるでしょう。その場合に実績が豊富なお花屋さんであれば、お客様の要望や疑問に対してていねいに対応し、安心してお花が購入できるようにサポートしてくれます。たとえば配達サービスの範囲や贈るタイミングについてのアドバイスなど、トータルでのサポートが充実しているかどうかがポイントです。

 

◆お花以外のアイテムも提案する

楽屋花にふさわしいお花屋さんは、お花以外のアイテムも提供しています。花器やリボン、カードなど、お花をより美しく演出するためのアイテムを幅広く取り扱っています。お花を注文する際に、注文先のお花屋さん一つですべてがそろえば、手間がかかりません。

お花を手配する方法

お花屋さんや、オンラインショップでお花を購入した際に、楽屋へ手配する方法を解説します。

事前に楽屋の住所や受け取り時間を確認し、配達手段を選びましょう。

 

1.お花屋さんやオンラインショップでお花を注文する

近くの花屋やフラワーショップに訪れて、楽屋用のお花を注文できます。スタッフに希望や予算、お好みの花やデザインについて相談し、手配してもらいましょう。オンラインショップの場合は、お花を購入すると同時に配達先を指定できます。

 

2.イベントプランナーやマネージャーに受け取りを依頼する

もしお知り合いがいらっしゃるならば、楽屋へのお花の手配は、イベントプランナーやマネージャーに依頼することもできます。彼らは楽屋の装飾や準備全般を担当しており、お花の手配もサポートしてくれることがあります。また自身で手配した場合には、当日にお花が届くことや受け取りについて伝えられます。

 

お花を配送する際には、楽屋の場所や時間などを明確に伝えることが重要です。

また、配達日時や特別なリクエストがある場合は事前に伝えておくとスムーズです。

お花に添えるメッセージカードの書き方

スタンド花や花束などお花を贈る際には、メッセージカードを添えることが一般的とされています。

感謝の気持ちや応援のメッセージをつづりましょう。

楽屋へ贈るお花に添えるメッセージカードの書き方は、以下のようなポイントがあります。

 

・簡潔で明瞭な表現を心がける

・贈る相手やイベントに合わせて、適切な言葉を選ぶ

・感謝やお祝いの気持ちを表現する

 

例えば、公演のお祝いの場合、以下のようなメッセージを添えることができます。

「素晴らしい公演おめでとうございます。感動をありがとうございました。これからも応援しています。」

また、イベントプランナーやマネージャーに手配してもらった場合は、あらかじめ用意してもらったメッセージカードを利用することもあります。

楽屋へ贈るお花に添えるメッセージカードの書き方は、とにかくシンプルに感謝やお祝いの気持ちを表現することが大切です。

贈る相手やイベントに合わせて、適切な言葉を選んで書くようにしましょう。

まとめ

楽屋へ花を贈ることは、日頃からお世話になっている方やその関係者へ、感謝や応援を表す素晴らしい行為であり、今後も良好な関係を続けていくためのきっかけとなるでしょう。

花束の選び方や手配方法、メッセージカードの書き方など、様々な要素に気を配ることで、より意味深い贈り物となります。

ぜひこの記事を参考にして、楽屋へお花を贈り相手に喜んでもらいましょう。

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